Devil Wears Prada, Miranda Priestly's $26.5M Townhouse
「プラダを着た悪魔」、「AJLT」に登場した、アッパー・イーストサイド
2650万ドルのラグジュアリー・ペントハウス

Published on 11/17/2023


ウォールストリート・ジャーナルが報じたのが、2006年に公開された映画「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープ扮する、ランウェイ誌の編集長 ミランダ・プリ―スリーの自宅として登場した ラグジュアリー・タウンハウスが 2650万ドルで売却されたニュース。
それまでこのタウンハウスを所有していたのは ヘッジファンドの創設者 クレイグ・エフロンと妻のキャリン。 地上6階、床面積 1115平方メートル、ベッドルーム7室を含む全20室のタウンハウスは、バスルーム9つ、ファイヤー・プレース(暖炉)8箇所、ルーフトップを含む3つのテラスがあり、 夫妻はこのタウンハウスを2023年に880万ドルで購入。その後リノベーションに取り掛かり、「プラダを着た悪魔」に登場したのはあまりにも有名。 つい最近では「セックス・アンド・ザ・シティ」のシークウェルに当たる「And Just Like That」のエピソードにも登場しています。
建物の知名度が上がれば、価格もアップするのが不動産の世界で、改装費を投じたとは言え、エフロン夫妻は購入価格の約3倍のお値段でこのペントハウスを売却しています。 新しいオーナーは、NYに複数の物件を持つメガ・リッチで、親戚や友人をもてなす目的でタウンハウスを探していた人物とのこと。
「プラダを着た悪魔」の中のミランダ・プリ―スリーのモデルになっていたのは、言うまでもなくヴォーグ誌編集長、アナ・ウィンターですが、 彼女は長年のウェスト・ヴィレッジの住人。 そのため、多くの人々がこのタウンハウスもウェスト・ヴィレッジにあると思い込んでいる傾向にありますが、実際にはアッパー・イーストサイド、 73丁目のパーク・アベニューとレキシントン・アベニューの間がそのロケーション。
「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場したキャリーのアパートは、アッパー・イーストサイドにあるという設定で、実はウェスト・ビレッジのタウンハウスが使用されていましたが、 アッパー・イーストとウェスト・ビレッジは、イメージが異なるとは言え、タウンハウスが並ぶストリートの光景が似ているエリアでもあります。
ここでは、「プラダを着た悪魔」で知名度を高めたラグジュアリー・ペントハウスのインテリアをご紹介していきます。






写真上はエントランス・ホールとその別アングルのショット。シャンデリアを吊られ、ファイヤー・プレースがある落ち着いた空間が日本の玄関エリアの役割を果しています。


このタウンハウスの目玉フィーチャーになっているのが、美しいステア―・ケース(階段)。「プラダを着た悪魔」でも、「And Just Like That」でも この階段のエリアで撮影されていますが、エレガントなアーチを描く独得の階段は、非常に絵になるシーンを提供してくれる存在。 ここを撮影するだけで、いかに高額なタウンハウスであるかが分かるほど アイコニックな階段です。



写真上、上段と、下段左は、このタウンハウスのメイン・スペースになるリビング・ラウンジ。高い天井と壁、その壁のブック・シェルフにびっしり収められた書籍も 貴重なインテリアの一部。このタウンハウスはブルーを基調にデコレートされていて、どの部屋もカーペットやラグはブルー、椅子もブルー、ランプ・シェイドもブルー。 タウンハウス内には20の部屋がありますが、どのフロアのどの部屋に足を踏み入れても、調和がとれた印象を与えるのは ベーストーンを統一しているからと言えそうです。




写真上左は、エントランス・ホールからステア―・ケース(階段)に向かうエリア。ちなみに「プラダを着た悪魔」の撮影の際は、ここに扉を設置して、 アン・ハサウェイ扮するアンディが、玄関に入った途端に階段があるセッティングになっていました。
写真上右側は、タウンハウスの目玉スペースのリヴィング・ラウンジのファイアー・プレース。その上の鮮やかなカラーのアートがインテリアを見事に引き立てています。


写真上左はフォーマル・ダイニング・ルーム。ここもブルーが貴重のインテリアで、ブルーのシャンデリア、 ブルーのダイニング・チェアで、ブルーが基調のカーペット。そして、壁のフレームもブルーというデコレーションになっています。
右側は複数あるリヴィング・スペースの中でも1階奥にあって、メディア・ルームにも使われている部屋。壁にはビッグ・スクリーンTVが設置されています。



写真上、上段はペントハウス内の2つのキッチン。上段左側と、下段右側はメイン・キッチンの別アングルのショットで、 ここは中央に大きなアイランド兼テーブルがあり、窓際にはダイニング・エリアが設けてあります。 ここもカーペットがブルーで、天井のライト・シェイドとコーディネートされた空間。
上段右側は、フォーマル・ダイニングの直ぐ隣にあるキッチンで、着席ディナー・パーティーの際にケータラーが入ったり、 感謝祭のファミリー・ディナーのサービングを、フロアの移動無しに行うためのキッチン。 メイン・キッチンほどの規模は無いものの、通常の家のキッチン以上の機能を果たしてくれます。





写真上はタウンハウス内の7つのベッドルームのうちの2つと、7つのフルバスルームのうちの2つ。ちなみにフルバスルームは、バスとトイレの双方がユニットになったもので、 トイレだけの場合はハーフ・バスルーム。タウンハウス内にはハーフ・バスルームが2つあります。
写真のベッドルーム、バスルームはいずれもゲスト用、もしくは子供部屋に使われるもので、マスター・ベッドルーム&マスター・バスルーム、 ウォークイン・クローゼットを含めたマスター・スウィートの写真は未公開。 マスター・ベッドルームはプライバシーを守るために、シリアスなバイヤーにしか画像やレイアウトを公開しないケースが増えて居ます。



写真上はタウンハウス内のジム、そしてバスケットボール・コートと、ペントハウスのルーフトップのテラス・エリア。バスケットボール・コートは最上階の6階に位置していて、 天窓から自然光がふんだんに入るセッティング。 ルーフトップのテラスには、ジャクージが設置され、バーベキュー・パーティーも楽しめる広さ。近隣のビルから丸見えのエリアなので、 プライバシーは望めないものの、日当たりは抜群のテラスです。


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