Supplements Should Take for Antiaging & Longevity in 2024
長寿科学の第一人者、ハーバード大 シンクレア教授が、
自ら摂取する長寿サプリの2024年度版ラインナップ

Published on 4/18/2024


CUBE New Yorkではサプリのラインナップでお客様からご信頼を頂いていることもあり、サプリを商品に加える際にはスタッフが実際にトライしたもの、同じ成分でも純度が高く、 原料がシングル・ソース、アメリカ国内の認定機関の承認を受けた施設で生産されたものであるなど、厳選した結果、安心して摂取して頂けるものを選んでいますが、 そのラインナップに辿り着く前に参考にするのが専門家のレコメンデーション。
特に過去数年に渡って、最もその見解を取り入れたのがハーバード大学教授のロンジビティ・エキスパートで、 ベストセラー書「ライフスパン」の著者でもあるデヴィッド・シンクレア。 彼は、エイジングは病気と一緒で治療出来る、すなわち防いだり、リバースしたり出来るという考えの持主。
今ではライフスパンをヘルススパン(健康年齢)と捉えるようになったシンクレア教授にとって、 長生きは健康で若々しい状態を維持すること、そして老化の原因となる要素を排除すること。 シンクレア教授は、健康的でカロリーの割に栄養価の高い食事、その食事を1日のうちのなるべく短い時間に済ませて、空腹時間を増やすこと、 適切なエクササイズ、肌や見た目の若さの維持を重視しながらも、 エイジングにより体内で作り出せなくなった成分や、体内の酵素やタンパク質に働きかける重要な栄養素を補給するためのサプリメントの摂取は健康な長寿のためには不可欠。
そんなドクター・シンクレアは、ベストセラー書の「ライフスパン」の中でもサプリメントについて触れていますが、 既にライフスパンの出版から数年が経過していることもあり、本人のポッドキャストや医学関係者を集めた講演などを通じて、 頻繁にアップデートしているのが 若さと長寿のために必要なサプリメントのラインナップ。 そのリストには新たに加わるもの、途中からカットされるものもありますが、以下にご紹介するのはドクター・シンクレアをフォローする医学関係者が リストした2024年のアップデート版リスト。
このリストには用途がダブるものは含まれていないこともあり、ヘルス・コンシャスの人々の中には このリストに忠実にサプリを揃えて、それにプロバイオティックやカルシウムといった 個人のニーズを加えて摂取する傾向が顕著なほど。 またロンジビティ・エキスパートも、ドクター・シンクレアのサプリ・リストを叩き台に、自分が勧めるサプリのリストをデザインしているので、 フォローしておいて間違いのないリストという認識になっています。
以下では、そんなドクター・シンクレア自身も摂取する長寿サプリのラインナップをご紹介します。



ドクター・シンクレアの、2024年度版推奨サプリ・ラインナップ


NMN & レスヴェラトロール
NMNは老化を多くの側面から遅らせることが出来るサプリメント。 NMNは年齢と共に体内で作り出せなくなる NAD+ の前駆体で、 タンパク質が DNA やエピゲノムの保護や修復等を実行するのに必要かつ、重要な代謝分子。 健康と長寿のためにNMNの恩恵を受けるには1日500mgが適切と言われますが、ドクター・シンクレアは1日1000rを摂取しています。
そして長寿科学の世界では、ドクター・シンクレアと言えばレスヴェラトロール。 レスヴェラトロールはサーチュイン遺伝子を活性化するために必要で、サーチュイン遺伝子とはカロリー制限によって活性化されるタンパク質。 断食、もしくはプチ断食でも活性化されるますが、アンチエイジング、ロンジビティを実現する”長寿遺伝子”。 ちなみにNMNはサーチュインに燃料を供給するためにも使われることから、NMNとレスヴェラトロールは一緒に摂取しなければ片手落ち。 CUBE New Yorkでは、それが1つのサプリで可能になる NMN & レスヴェラトロールが長きに渡ってベストセラーになっていますが、 個別に購入して 片側を切らしてしまったり、摂取し損ねることが無いので、お薦めです。
ドクター・シンクレアはレスヴェラトロールも1日1000rを摂取していて、何方も朝、少量のヨーグルトやオリーブオイルと一緒に摂取しているとのことです。

フィセティン
フィセティンは、ダークチョコレートやカカオに含まれるフラボノール分子で、特定の果物や野菜にも微量に含まれています。 レスベラトロールを含む他のフラボノイド源と同様に フィセティンも体内で無数の有益な効果を発揮します。最たる例は脳細胞の構造と機能に重要なタンパク質の生成をサポートすること。 またがんを含む様々な病の原因となる炎症を抑える効果もあります。 ドクター・シンクレアはこれを1日500mg、朝に摂取しています。




メトフォーミン (糖尿病患者の処方薬なので、サプリの代用はバーべリン)
メトフォーミンは、哺乳類を含むさまざまな生物の寿命を延ばすことがデータで証明されています。メトフォーミンは糖尿病患者のための処方箋薬で、この薬を処方されている糖尿病患者の方が 非糖尿病患者よりも長生きする傾向にあるとさえ言われます。ただしメトフォーミンの服用には副作用もあり、短期的には下痢や胃腸の不快感をもたらすとのこと。 長期的には、メトフォーミンはビタミンB12 の摂取を減少させる可能性があります。ドクター・シンクレアはメトフォーミンを1日あたり800r、夕食時に摂取していますが、 メトフォーミンと類似した働きを、副作用無しでサプリメントとして行ってくれるのがバーべリン。 そのため、ドクター・シンクレアの信者の間ではNMN & レスヴェラトロールとバーべリンは、三種の神器のように扱われるサプリです。

ビタミンD3 & ビタミンK2
ビタミンDは欠乏症に陥ると心臓病、2型糖尿病、自己免疫疾患、アルツハイマー病のリスク増加に繋がりますが、若いうちは日焼け止め無しで15分程日光浴をすれば体内で生成されます。 年齢を重ねると 体内で生成が難しくなりますが、サプリメントで摂取することにより、骨粗しょう症を含む老化関連の疾患を軽減し、長寿をもたらすビタミンと見なされています。 ビタミンD3は、健康上の利点をもたらす多く重要な遺伝子を活性化する働きがあり、1日最低でも2000IUの摂取が奨励されますが、現代人の多くがビタミンD欠乏症。 骨が脆くなってきた女性は長寿のためはもちろんのこと、健康的なエイジングのために毎年ビタミンDレベルをチェックすることがアドバイスされています。

ビタミンKは骨の健康に加えて、血管やミトコンドリアの健全なコンディションのためにも重要なサプリメントで、肌質改善にも寄与するビタミン。 ビタミンD3 & ビタミンK2には複数の大切な相乗効果がありますが、 摂取したカルシウムが骨の構築に使われるように誘導するのも非常に大切な役割になっています。 骨の健康が大切にとってはマストのサプリです。

ベイビー・アスピリン (低用量アスピリン) 1日あたり83mg
1日あたり83mgの低用量のアスピリンは、炎症を軽減し、心臓発作のリスクを軽減し、健康と長寿の利点がある可能性があることが他の多くの研究で示されています。 しかし、約2万人を対象に4.7年間に渡って行われた 最新の大規模研究では、低用量のアスピリンでは心血管疾患が軽減されず、生存率もさほど改善されていない結果が得られたことから医学界では賛否両論なのがアスピリンの毎日の摂取です。
ドクター・シンクレアはライフスパン執筆直後は1日当たり83rを摂取していると語っていましたが、現在はそれは確認されていないようです。




アルファ・リポイック・アシッド (SOD(スーパーオキシドジスムターゼ))
アルファ・リポイック・アシッドは、ドクター・シンクレアがロンジビティを目的に最初に摂取したと言われるサプリで、それ以降20年以上に渡って摂取し続けていると言われるサプリ。 アルファ・リポイック・アシッドは、強力な抗酸化物質で、アンチエイジングに効力を発揮するだけでなく、肌質、視力の向上、脳機能の安定や向上、 筋肉のトーンを保つ効果など、オールマイティなアンチエイジング・サプリで、 ドクター・シンクレアだけでなく、ロンジビティを研究してきた科学者が摂取していることで知られてきました。特にフリー・ラジカルのダメージの軽減に 貢献するのがアルファ・リポイック・アシッドですが、 昨今では、今では抗酸化物質を アルファ・リポイック・アシッドを含むアンチオキシダント・ブレンド、SOD(スーパーオキシドジスムターゼ) を摂取する傾向が高まっています。

マグネシウム・グライシネート
摂取が当たり前過ぎて、ドクター・シンクレアが敢えて触れていないのがマグネシウム。マグネシウムには大きく分けて6つの種類がありますが、そのうち長寿の鍵を握るのはGlycinate / グライシネートで、 眠りの質の向上、血管や肝臓のコンディション改善、血圧と血糖値のコントロール、エナジー生成、消化機能の向上、免疫力と脳のサポート、骨と筋肉の強化といった様々なメリットを通じて、 長寿を促す効果に最も優れたマグネシウム。マグネシウムの一部は朝の摂取に適していますが、グライシネートは眠りの質を向上させるとあって、睡眠の30分から1時間前に摂取すると、 寝入りが良くなるメリットをもたらします。 アメリカではマグネシウムの最も良質な原料の供給を行っているのは Albion/アルビオンで、どのメーカーのサプリでもアルビオンの文字が見られるものを信頼するべきと言われます。

EPA
ドクター・シンクレアが講演の際にコグニティブ、すなわち認知力のアンチエイジングのためのサプリメントとして頻繁に引用しているのがEPA。 シンクレア博士は、職業上、特定のサプリメントの宣伝をしない立場を取っているのでブランドではなく、選ぶポイントを示唆するにとどまっていますが、 それによれば、EPAはオメガ3を魚の油から摂取したものがやはり強力。しかし巨大魚からのオメガ3には水銀を含む有害物質が含まれているのは周知の事実。 しかも自然環境を害さないサステイナブルのオメガ3のソースということで、理想的と見なされるのはアンチョビ。それもシングルソース(原料の採取が寄せ集めでは無く、1つの安定かつ安全な環境から得られていること)のアンチョビを 原料にしたものが理想的と言われます。

トーリン
毎年のようにサプリメントのラインナップの一部を入れ替えているドクター・シンクレアが、新たに加えたサプリメントとして アンチエイジング&ロンジビティの世界で話題になっているのがトーリンです。 トーリンは人体が自然に生成する準必須アミノ酸で、 脳、目、心臓、筋肉、免役系など、身体のいたる部分で大切な機能を担う成分。 神経の成長をサポートし、体内の適切な水分レベルを維持し、消化を助ける胆汁酸塩の生成を助けます。 ストレスや不安を軽減する等、精神面での効果、心臓病のリスクの軽減、血糖値を安定させることで糖尿病を防ぐ効果、代謝力の維持と 体重の安定、肌のコラーゲンの生成サポート等、多岐に渡る機能を担い、同じ効用を持つ別サプリとは 異なる働き掛けをするユニークさに、現在専門家の関心が注がれています。

スペルミジン
スペルミジンは、新鮮なピーマン、小麦胚芽、カリフラワー、ブロッコリー、マッシュルーム、さまざまなチーズに含まれています。 スペルミジンの主要な役割は、肝臓がんの最も一般的な原因である肝線維症と肝細胞がんを予防すること。 定期的に長期間摂取することにより、長寿に大きく貢献する可能性が高いと言われています。 サプリメントで奨励されるスペルミジンの1日の摂取量は1000rですが、この量は健康的な食生活で十分に得られることから、サプリメントで摂取するよりも スぺルミジンが摂取出来る食生活を心掛ける方が お金の節約と健康的な食生活の双方が実現すると言われています。

上でご紹介した、サプリメントのラインナップはこちらでもご覧いただけます。


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