Model, Dietitian, Author and Elon's Mom,
Maye Musk's Longevity Lifestyle

モデル、栄養学士、作家、ビリオネアの母親、NYに1人暮らし…、
メイ・マスクのロンジヴィティ・ライフスタイル

Published on 9/19/2024


メイ・マスクは1948年4月19日、カナダのサスカチュワン州レジーナで双子姉妹の姉として生まれた、現在76歳。 両親と彼女を含む5人兄妹は、1950年に南アフリカのプレトリアに移住。その後10年以上に渡って、伝説の失われた都市カラハリを探してカラハリ砂漠を冒険したというユニークなファミリー。
彼女の母親はアーティスト、父親はカイロプラクターであり、アマチュア考古学者、1952に年には家族をプロペラ機に乗せて旅をしていた冒険家。 後に社会信用党からカナダ議会に立候補した政治活動家でもあり、テクノクラシー社の元取締役でカナダ支部を率いていた人物。 そんな起業家を両親に持つメイは、8歳になる頃から両親の仕事のサポートをして働き、1969年、21歳になった時にはミス南アフリカ・コンテストで決勝に残る美貌の持主に成長。 その翌年に高校時代に出会ったエンジニア、イロール・マスクと結婚。その後2人の間には3人の子供が生まれ、その長男はメイの祖父の名前にちなんでイーロンと名付けられたとのこと。
やがて1979年にメイはイロールと離婚。子供達と共にカナダに戻りましたが、 メイは南アフリカの大学で栄養学の修士号を取得。カナダに戻ってからもトロント大学で栄養科学の修士号を取得。 その2つのマスター・デグリーを生かして、終日はダイエティシャン、週末にはモデルを職業にして、離婚後の家族を支えて来たのが彼女。
メイは英語、アフリカーンス語、フランス語、ドイツ語を日常会話レベルのオランダ語を話し、ティーンエイジ時代から天才と言われたイーロン・マスクの母親に相応しい 才女ぶりを見せていますが、そのイーロンの知名度、彼を産んで育てた母親として人々からの関心が集まってからは、 モデル業が大忙し、ケロッグのシリアル、スペシャルKのボックスにフィーチャーされたり、レブロンの広告、ビヨンセのミュージック・ビデオ、 ターゲット、ヴァージン・アメリカの広告キャンペーンに登場、エルやヴォーグといったファッション誌の表紙を飾り、2016年には息子のイーロンのエスコートで ファッションかいのスーパーボウルとも言われるMETガラに初登場。 2022年にはスポーツ・イラストレーテッド・スイムウェア・イッシューで、74歳にして最年長の水着モデルとして表紙に登場。 ファッション・ウィークでランウェイ・モデルを務める一方で、著書が世界各国でベストセラーとなり、特に中国での彼女の人気は絶大。 息子のイーロンは中国政府と複雑な関係にあるものの、そんな彼の中国でのイメージアップになるとさえ言われる人気ぶりになっています。
ここではそんなメイ・マスクのライフスタイル、若さと健康維持の秘訣にフォーカスしてお伝えします。





ダイエティシャンでもあるメイ・マスクの食生活


ダイエティシャンであり、栄養士でもあるメイ・マスクは、「健康と長寿のために最も大切なのは食事」という信念の持主。
そんな彼女は空腹になるまで食事をしない、そして最も栄養価が高く、満足感が得られる食事をするためにしっかりプランを立てるというポリシーを貫いていて、 彼女曰く、「ヘルシーな食事をするためには、時間と手間がかかるので、食材調達から調理まで、しっかりしたプランを持たないと実現しない」とのこと。
彼女はグルテン・フリーやNon デイリー(乳製品を取らない)等の流行りのダイエットには一切興味が無く、 栄養学のマスター・デグリーを生かして、科学的にヘルシーかつロンジビティに繋がることが立証された食事、病気にならない食事を心がけているとのこと。
その彼女が実践しているのは地中海ダイエットで、フルーツ、野菜、ナッツ、全粒穀物、豆類、魚、鶏肉、オリーブ・オイルを含む健康的な脂肪分をバランス良く味わい、 加工食品と、糖分、高塩分、飽和脂肪を含む食べ物を極力控える食生活。 血糖値の急上昇を避ける食生活を心掛けており、これを実践すると自然に血圧も低めに抑えられるとのことで、 食事もさることながら水分をしっかり補給するのも極めて大切。
とは言ってもメイ・マスクは甘党だそうで、時に設けるのがチート・デイ。 そんな日にはアイスクリームやチョコレートを食べてしまうとは言え、その代わりに1食抜くようにしているので、厳密にはチート・デイとは言えないルール。 そして翌日からは再び野菜、果物中心のストリクトなダイエットに戻る自制心の持主。 好きな食べ物は諦めてしまうよりも、理性的に味わう習慣を持って、人生を楽しむべきというのが彼女の主張。
メイが毎朝、まず一番にに味わうのはミルクと砂糖を少しだけ入れたコーヒーだと語っています。



エクササイズ&ビューティー・ルーティーン


メイ・マスクはモデルとしてのボディを維持するために、エクササイズ・ルーティーンもしっかりおこなっており、朝のコーヒーの後に 愛犬と共に出掛けるのが30分の早歩きの散歩。その後15分間のストレッチ、10分間ウェイト・トレーニングをするのが毎日の日課。
気を付けているのはオーバー・エクササイズにならないことで、彼女にとってはモデルとして30枚のアウトフィットを試着したり、 さまざまなイベントでのスピーチといった仕事がエクササイズになっているとのこと。 そんな合間にも極力階段を使ったり、移動を早歩きで行うようにして、日常生活の中で苦にならない運動量を増やす工夫をしているのが彼女。
大切なバイタリティとスタミナをキープすることで、そのためにはエナジー・ソースとしての食事がまず大切という栄養士の立場に戻るものの、 身体を直ぐに動かせる状態に保つため、キレの良い身体の動きをするためにエクササイズは欠かせないという。
そんな彼女は美容面では極めてナチュラル派で、フェイスリフトやボトックス注射などは論外。 プラチナ・グレーの頭髪で知られる彼女は、60歳を迎えてからはヘアカラーさえも拒んでいるけれど、当初は「白髪があっては クライアントに嫌われる」というモデル・エージェンシーの忠告を聞いて、2週間毎に白髪染めをしていた時期もあったとのこと。 しかしそれが面倒な上に身体にも悪影響であることから、白髪を放置する代わりにヘアを短くエッジーにカットしてしまったとのこと。 そのせいでエージェントには、「2度と仕事が来なくなる」と脅されたものの、イーロン効果も手伝って、嫌やメイ・マスクは 若いスーパーモデルも羨む売れっ子ぶり。
プラチナ・ヘアがマッチする白い肌を守るために日焼け止めはマストと語る彼女は、顔やデコルテに加えて、手にも日焼け止めを塗り、散歩の際には必ず帽子をかぶるそう。 彼女にとって美肌を維持する最大の秘訣はヴィタミンとミネラルが豊富で、上質なタンパク質が補給できる食事と、 優秀なモイスチャーライザー。
メークはドレスアップする際には真っ赤なリップを好んで、唇をアクセントにして、アイメークは控えめ。 とは言ってもファッションでもメークでも冒険や新しい試みには非常に積極的。
メークよりも毎日欠かさないのはフレグランスを付けることで、心地好い香りを身に着けることはメイにとってアロマセラピー的な役割を担っているそうです。





メンタル&エモーショナル・ヘルスとライフスタイル


メイ・マスクはこれまでに3冊の著書を出版しており、その著書のプロモーションで世界中を飛び回り、世界各地で若い女性達に向けてスピーチをし、 懇親を深めるイベントを通じて、若い世代を励ます活動を続ける彼女は、若い世代のインスピーレションになれるだけの スタミナや精神力の持主。 彼女のアーティストの母親が96歳に車椅子生活になったのを機にリタイアしたこともあり、「私も96歳になったら、人生をスローダウンすると思う」というのが口癖。
それほどまでにインタビューでも、ファッション・ショーでも、イベントでも、常にエナジェティックで、良く喋り、 意思表示をし、表情も豊かなのが彼女。
彼女が常にポジティブで居られる秘訣は、自信に加えて、エイジングを受け入れて、なおかつ自然で居られるメンタリティ。 70歳を迎えてからはエイジングに逆らうよりも、むしろ年齢を重ねる素晴らしさ、長生きが出来る幸福に感謝するようになっており、 シワをあえて隠さないのは、自分自身でいることにプライドが持てるため。
彼女は76歳にして子供達とは別々にNYで1人暮らしをするインディペンデントぶり。それぞれに活躍するイーロンを含む3人の子供達とは、 極めて良好な家族関係を保っており、定期的に一緒に過ごす時間を設けており、孫たちにとって良き祖母であることも彼女にとって貴重なアイデンティティ。
自叙伝執筆に際して、編集者に「何か挫折や試練を書いて欲しい」とリクエストされたと語る彼女は、 根っからのポジティブ思考であることから、難しい事態や問題が起こっても、それに取り組むことに気を取られて、試練やストレスを感じている暇がないまま 乗り越えてきたのがこれまで。 それだけに若い世代が精神面で様々なストレスや不安を抱える姿を応援したいとも語っています。


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