Jan. Week 5, 2022
”8 Jewels Cream + More”
アイクリーム要らず、本当にフレコミ通りの効果を発揮する…
8ジュエルズ・ディエイジング・クリーム + More



これまで私はオイリー・スキンという肌質も手伝って、全くと言って良いほど関心もお金も払わずにきたのがモイスチャーライザー。
そうなってしまったのは30代の頃に取材をしたNYの著名スキン・エキスパートに「モイスチャーライザーに大金を投じるのは馬鹿げている。 肌の乾燥は表面のデッドスキンを放置しているから起こること。デッドスキンを放置していたら皮膚細胞のターンオーバーも遅いし、肌に透明感も無く、何をつけても肌に浸透しない」 と熱く説明されたのが とにかく肌を剥くことの重要性。加えて 「そもそもモイスチャーライザーは粒子が大きく、肌に浸透しにくいもの。肌の表面に居座わる成分を指で感じて 保湿されたと思い込むのは大間違い。内側は何も改善されていない。」というモイスチャーライザーの無力ぶりを知らされたのだった。
そのスキン・エキスパートの美肌ぶりも私を洗脳した要因の1つで、以来私はアシッドの信者になって とにかくデッドスキンを除去することを最優先にしてきたけれど、 実際に私が知る限り 乾燥肌の人は 肌がさらに乾燥するのを嫌ってアシッドやエクスフォリエ―タ―を使っていない人が殆ど。 そして私が1年掛けても使いきれない量のモイスチャーライザーを1~2ヵ月で使い切ってしまう割には、常に保湿が課題になっているケースが圧倒的。
デッドスキンを除去している場合、スキンケアに効果的なのはオイルやセラムで、 そもそも浸透力が高いオイルやセラムの成分がデッドスキンにブロックされず 新しい皮膚細胞にすんなり浸透するので、 夏はモイスチャーライザー要らず。冬も自分の肌よりも 空気が乾燥している時だけに使用を心掛けるのがモイスチャーライザーなのだった。




そんなモイスチャーライザーに興味が無い私が 「強力なアンチエイジング」というフレコミに惹かれてトライしたのがここにご紹介する8ジュエルズ・ディエイジング・クリーム。 これはデュアル・モイスチャー・エマルジョンがCUBE New YorkでベストセラーになっているリンNYの最高額プロダクトで、 オーナーのリン・チャンが自分の肌のために、極めて有効でパワフルな8つのアンチエイジング・イングリディエンツを詰め込んで完成させたクリーム。 ”アンチエイジング” ではなく ”ディエイジング” というネーミングに、単に老化を防ぐのではなく、時計の針を戻すような若返り効果をアピールしているのだった。
私はそもそもデュアル・モイスチャー・エマルジョンというのは極めて優秀なプロダクトだと思っていて、洗顔後のトーニングと保湿セラムの効果を1工程で済ませてくれるだけでなく、 気休めでない肌の滑らかさやキメの細かさをしっかり実現する効果が実感できるアイテム。 またオーナーのリン・チャン本人の肌も 私がプロダクトを信頼する大きな要因になっていたけれど、8ジュエルズ・ディエイジング・クリームをなかなかトライしないまま時間が経過してしまったのは、 私のモイスチャーライザー嫌いとリンNYの最高額プロダクトという2つが引っかかっていたため。 でも一度アプライして眠った翌朝には、肌の滑らかさやキメの整い、何とも言えない肌の調子の良さを実感して「どうしてもっと早くこのクリームをトライしなかったのだろう」と後悔してしまったのだった。
昨今はエイジングのせいか、肌が徐々に鈍感になってきて 1回の使用で効果を実現するプロダクトに出会える機会が極めて少ないだけに、 「これは凄い!」と感じたのは久々のこと。 それだけでなく年末のオケージョンで会った女友達からゲイの友達にまで、「肌の調子、良くない?」、「何を使っているの?」と尋ねられてしまい、 その効果が周囲にも分かるレベルであることを実感したのだった。




この8ジュエルズ・ディエイジング・クリームの何が凄いのかと言えば、リンNYのトレードマークである植物性スクワランを含む8つのアンチエイジング成分が配合されていることで、 そのラインナップは非常にユニーク。もちろん中にはコラーゲン・ペプチドというどんなアンチエイジング・プロダクトにも含まれるものもリストされているけれど、 ジェムストーンやダイヤモンド・エクストラクトといった何十年も地球に埋まっているナチュラル・ソースからミネラルを配合、それ以外に植物性のプラセンタ、 ヒマラヤ山脈で採れる珍しいベリーからATPエナジーをもたらしたりと、あり得ないほどのこだわりを見せているのだった。 こうしたイングリディエンツの効力は、中国の不老不死を求めるホリスティック・サイエンスではかなり研究されているものだけれど、 それがスキンケアに生かされるのはリンNYのような小さなブランドだからこそ実現できること。
このクリームは非常に軽いテクスチャーで浸透力は抜群。少量で顔全体に伸ばせるので、沢山使う必要は無いと私は感じているけれど、 唯一少し多めに使用しているのは目の周り。アイクリームよりも目の周りの肌や瞼のたるみを改善してくれるので 全く必要が無くなったのがアイクリームの使用。
ディエイジング・クリームとは言え、20代が使用しても肌のアレルギーが改善されたり、毛穴が小さくなる等、様々な利点をもたらしてくれるのがこのプロダクトで、 年齢、肌質を問わず使用できるのだった。




もう1つ今回ご紹介しようと思ったのが、写真上の唇の縦ジワ対策のシリコン・ブラシ
これはデュアル・サイディドの歯ブラシのようなシェイプで、片側は凹凸が深く大きく、反対側は細かく浅い凹凸。 深く大きい側は唇の血行を促して、リッププロダクトを浸透させるのに有効。細かい側は唇の輪郭に出来る細かい縦シワ対策。
マスクをする生活が長く続いたせいで、唇のケアを疎かにする習慣がついてしまった人は多いけれど、 そんな状態からいざ鮮やかなカラーをアプライしてみると、顔の表情が華やかになる反面、拡大鏡で眺めると カラーが唇の輪郭の縦ジワに乗って徐々に流れて来るのが見て取れるのだった。 リップ・ペンシルで唇の輪郭を描いても、時間の経過と共にその堤防は崩れていくもので、だからと言ってカラーが流れないマットなリップカラーをアプライすると、 今度は唇本体のシワが目立つというのがエイジング・リップの問題点。
それを改善して行くのがこの子供騙しのようなシリコン・ブラシ。朝晩10~20秒くらいマッサージするだけで、 まず私が感じたのは血行が良くなったせいで、唇のナチュラルなピンク色が目に見えて濃くなってきたこと。 唇の輪郭の細かい縦シワは、私の場合ピーリング剤も使っているので 恐らくその効果も手伝って減ってきているけれど、 さすがに唇本体はピーリングをする訳には行かないので、アルカイタスのオイルのように体内に入っても安全なオイルや リップバームをアプライしてマッサージするのが つい最近 加わった私のビューティー・ルーティーン。
唇は一度薄くなってしまったら ボリュームを取り戻すにはフィラーを注入するしかないけれど、私はフィラーを入れた唇が大嫌い。 しかもエイジングで唇が薄くなるプロセスで、唇のシェイプが歪んでしまうケースが多いので、それを防ぐためにも 今ではオフィス・デスクにもシリコン・ブラシを常備して、考え事をしている時やビデオを観る時など心掛けているのがリップ・ブラッシング。 そもそも顔の若さを保っている人は、お金を掛けたビューティーサロンの施術ではなく、効果的なルーティーンを地道に行っているケースが非常に多いのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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