テイラー・スウィフト、5年ぶりのエラス・ツアー、話題の全アウトフィット
& 過去のツアー・アウトフィットをご紹介
Published on 03/23/2023
3月17日にアリゾナ州グレンデールからスタートしたのが、テイラー・スウィフト(33歳)の5年ぶりになるエラス・スタジアム・ツアー。
今回はアメリカ国内のコンサート・チケット、240万枚が 1日で完売する記録を打ち立て、
販売を担当したチケット・マスターのシステムがダウンするするほど申し込みが殺到。
ファンからのクレームが殺到したことから、チケットマスターのトップに対して下院諮問委員会が証言を求める事態が発生して話題になっています。
前回のレピュテーション・ツアーもアリゾナ州グランデールからスタートし、東京が最後の開催地でしたが、
グランデールで行われた2回のコンサートには、街の人口を上回る15万人のスウィフティーズが集結したとあって、
コンサート期間中は街の名前を ”Swift City” に変更。それほどの経済効果をもたらしていたのがテイラーのコンサート。
テイラーと言えば、ツアーの度にその華やかなアウトフィットが話題を集めますが、今回もファンの期待を裏切らないワードローブを披露。
それらを手掛けているのは アトリエ・ヴェルサーチ、オスカー・デ・ラ・レンタ等の有名デザイナー・ブランド。
ステージ・セットやライティングと見事にコーディネートした視覚効果をもたらしていますが、テイラー自身も
歌唱とダンス、ギター演奏に加えて、ステージからプールに飛び込むようなダイヴィングを見せるなどサービス精神旺盛ぶり。
テイラーは長期ツアーの場合、前半、中盤、後半でコスチューム・ワードローブを入れ替えますが、ここではエラス・ツアーのこれまで公開された
全アウトフィットと過去のツアーのアウトフィットをご紹介します。
エラスとは「時代」という意味で、コンサートはテイラーの10枚のアルバムから、各時代ごとにセレクトした全44曲を3時間15分のパフォーマンスに纏めた構成。
スタートはアルバム「Lover」で、着用しているクリスタルをふんだんにあしらったレオタードはアトリエ・ヴェルサーチ。初日はピンクとラヴェンダーのクリスタル、2日目はゴールドとブルーのクリスタル。
クリスタル・パヴェのブーツはクリスチャン・ルブタン。 その後レオタードの上からクリスタルのテーラード・ジャケットを ジャケット・ドレスのように着用するスタイルも披露しています。
テイラーと言えば、ステージで過去に何度もラメのフリンジ・ドレスをカラーや素材を変えて着用していますが、エラス・ツアーではゴールドのフラッパー・スタイルを披露。
これを手掛けたのはロベルト・カヴァーリで、2日目は丈が長くフリンジが太いデザインになっていました。ちなみにこのドレスはアルバム「フィアレス」からのパフォーマンスで着用。
初日と2日目で、レッドとグリーンを披露したクロップ・トップ&ミニのアンサンブルはロベルト・カヴァーリの作品。このコスチュームは アルバム「1989」の時代のパフォーマンスで着用されています。
巨大なスカート・シルエットのイヴニング・ガウンはニコル+フェリシア・クチュールの作品。「Speak Now」時代の楽曲のパフォーマンスで着用され、
セットの美しさが完璧にマッチしていました。
写真上右は、2日目の「Speak Now」時代のパフォーマンスで着用されたズヘア・ミュラドのイヴニング・ガウン。ズヘア・ミュラドはテイラーがレッド・カーペット上で
何度も着用したことがあるデザイナー。写真上、左2枚は共にアルバム「Red」の時代の楽曲のパフォーマンスのコスチューム。
写真上、右は同じく「Red」の時代のパフォーマンスのもので、初日と2日目でシャツに書いてあるメッセージが異なっています。
ちなみに、このTシャツを脱いだ姿が 1段上の左から2番目のショート・ジャンプスーツ。そして、それにコートを羽織った姿が1段上の一番左のスタイルになっています。
写真左3枚は、コンサート終盤の「Midnight」の時代のパフォーマンスの衣装。ビーズのレオタードとフラッフィー素材のボレロはオスカー・デ・ラ・レンタの作品。
ブーツはこの衣装のものに限らず、全てクリスチャン・ルブタン。
写真上も「Midnight」の時代のパフォーマンスの衣装で、コート、その下に来ている半袖のドレスは共にオスカー・デ・ラ・レンタの作品。
2日目はこのドレスのカラーが薄いブルーになっていました。
写真上は、アルバム「レピュテーション」時代のパフォーマンスで着用した ロベルト・カヴァーリのワンレッグ・ジャンプスーツ。
ラメでスネーク・モチーフがあしらわれています。
写真上はアルバム「フォークロア」の時代のコスチューム。左側のホワイトのドレスが2日目の衣装、ラヴェンダーのドレスが初日のアウトフィット。
いずれもアルベルタ・フェレッティの作品。
写真上右は「Evermore」の時代のアウトフィットで、サフラン色の刺しゅう入りドレスはエトロの作品。
左のフューシャのドレスは、スウィフティーズの間で「デビュー」と呼ばれている ファースト・アルバム「テイラー・スウィフト」からの楽曲「ティム・マクグロー」と
「ミラー・ボール」を披露した際のドレス。
写真上2枚は共にコスチュームを引き立てるステージ・セットのスナップ。左側はヴァーチャルなテイラーが色違いのコスチュームで何人も登場しています。
過去のコンサートのアウトフィット
写真上は、エラス・ツアーの中の1シーンで、テイラーが過去のツアーで着用したコスチュームが ズラリと並んだセット。
以前のコンサートにも出掛けたスウィフティーズならずとも、見覚えのあるアウトフィットの数々ですが、
以下ではそんなテイラーの過去のツアーのアウトフィットをランダムでご紹介します。
写真上は比較的初期のツアーのアウトフィット。テイラーの場合、ヘア・スタイルでいつの時代かが分かりますが、中央はデビュー直後の
カーリー・ヘア。音楽も100%カントリーだった時代。
カントリー色が薄れると共に、コスチュームも肌の露出が増えて来たテイラー。身長180cmのモデル体型を生かしたファッションが徐々にパワーアップして展開されていきます。
今となってはテイラーのトレードマークになっている脚線美を強調したミニ・スカートやレオタード。
右から2番目はステラ・マッカートニーがデザインしたレピュテーション・ツアー時代のアウトフィット。
写真上は新旧のツアー・コスチュームがミックスしていますが、一番右はテイラーが突如ウエイトを増やした時期。ファンの間でも
「太った」と指摘する声と、テイラーをかばう声が聞かれていた時期でした。
写真上、一番左と一番右は、共に同じデザインの色違い。テイラーは以前から ツアーコスチュームを色違いで製作し、
日程に合わせてカラーを変えており、複数回コンサートに訪れるファンを楽しませると同時に、
メディアにフィーチャーされる写真のバラエティを増やし、パブリシティ獲得にも成功しています。
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