10 GenZ Slang You Should Know In 2025
2025年に大人でも知っておくべき10のジェンZスラング

Published on 2/6/2025


テキスト・メッセージ、ソーシャル・メディア、ショートビデオ、ストリーミング、ポッドキャスト等、 コミュニケーションやメディアが多様化するにしたがって、どんどん増え続けているのが、”インターネット・スラング”、”SNS スラング”。 これをクリエイトしたり、頻繁に使用して流行らせるのは、もっぱら若い世代とあって、”ジェンZ スラング” と呼ぶ傾向にもありますが、 昨年から完全にそれに加わって来たのが、ジェンZの次に控えている ジェネレ―ション αが使う ”ジェンα スラング”。
ジェン αはコンテンツ・クリエーターの数が未だ少ないとあって、昨年のこのコーナーでご紹介した、ジェンZ スラングを 使う傾向が顕著ですが、それでもこの世代からどんどん新しい言葉が生まれ始めているのは紛れもない事実。 既にミレニアル世代が、トレンドを追うよりも家を買ったり、投資をしたりと経済活動に忙しくなり、最もアメリカで収入を伸ばしている世代になって来たとあって、 現在トレンド・セッター&クリエーターはジェンZですが、 過去1年間に大きく影響力を増したジェンαは "恐れ知らずの世代”と言われ、2025年もどんどん影響力を拡大することが見込まれます。
ここでは、ジェンZ,ジェンα世代のテキスト・メッセージやSNSポストに頻繁に使われるだけでなく、 メディアのヘッドラインにも時折登場するスラングをご紹介。 こうしたスラングは大人でも知っておくべきなのは、ジェンZ、ジェンαが従来からある言葉や表現を全く異なる意味で使用しているケースがあるためで、 世代が違うと意味が異なることを理解しておくだけでも、コミュニケーションや異世代の理解に役立つというもの。
CUBE New Yorkで2024年版としてご紹介したスラング10選も、 メインストリーム・メディアでは2025年版の最新スラングに紹介されているので、併せてご覧ください。




Yap / ヤップ
意味:
噂話やおしゃべりが多過ぎる状態。Yapは、噂やどうでも良い詳細がふんだんに盛り込まれた長い会話を表現する言葉で、カジュアルで遊び心のある表現。
例:
They’ve been yapping about Netflix drama all day. (彼らは1日中ネットフリックスのドラマの話をしている。)


Mid / ミッド
意味:
ミッドは真ん中という意味ですが、スラングは良くない意味でごくごく平均的、または期待に応えられない状態や物を表現する時に使う言葉。 以前にもスラングとして使われたことがありますが、 昨今ではソーシャル・メディア上で誇張された宣伝や状況を一蹴し、実際には「まぁまぁ」低度であることを短く、鋭く、それでいて大きな反感を招かずに伝える際に用いられます。
例:
That restaurant everyone’s hyping up? Honestly, it was pretty mid." (皆が大騒ぎしているアのレストラン?正直かなり普通。)


Finsta / フィンスタ
意味:
「Fake」と 「Instagram」を掛け合わせた造語で、限られたフォロワーやユーザーとだけコンテンツをシェアするプライベート、もしくはセカンダリー・アカウント。日本語で言う”裏アカ”。 対義語は「Real」と 「Instagram」を掛け合わせた「Rinsta」。
例文: She posted pictures of behind-the-scenes moments on her finsta. (彼女は舞台裏を捉えた写真をフィンスタにポストしている。)


Chat / チャット
意味:
カジュアルな会話、世間話という意味のチャットではなく、若い世代のスラングとしての”チャット”は、友人やクラスメートなど親しいグループを呼ぶ言葉、従来の英語で「guys」と同等の言葉。 英語で複数の友達に挨拶する時には、相手が女性でも男性でも「Hey guys!」と声を掛けますが、ジェンZをオーディエンスにしたライブストリームでは「Chat」と呼び掛けるので、それを反映したスラングです。
例文:
Chat, do you think that's truth? (皆、あれって本当だと思う?)




Yassify, Yassified / ヤシファイ、ヤシファイド
意味:
「Yassify (ヤシ化)」は、特に魅力のない物や地味な存在を派手に、もしくは美しくすること、時にそれをやり過ぎた状態を意味するスラング。インターネットMEMEでの 「Yassify」は、画像に極端なAIベースの美容フィルターを使用して、不自然に美化することを指します。メイクオーバーでも、ミームの編集でも、「Yassify」するということは、いろいろな意味でビジュアルをレベルアップすることを意味します。
例文:
"That costume got yassified with all the glitter and neon color." (あのコスチュームは、グリッターとネオン・カラーでヤシ化されました。)


IYKYK / アイワイケイワイケイ
意味:
「IYKYK」は「If You Know, You Know」の略で、オンライン・フォーラムから生まれたフレーズ。特定の知識や経験を持つ人だけが理解できる 「何か」について話していることを示すために使用されるスラングです。ジェネレーションZの間で内輪の内部情報を伝えるためによく使用され、特定グループの排他性と共通の理解事項を強調するために、テキスト・メッセージやオン・ラインポストで頻繁に用いられ、ソーシャル・メディア上では#(ハッシュタグ)付きで使用されるケースが多くなっています。 例文:
"Atlanta Falcons fans still have 28-3 nightmares. #iykyk" (アトランタ・ファルコンズのファンは未だに28-3の悪夢を引きずっている。#iykyk。 ここでの#iykykは、ファンなら分るでしょ? 的なニュアンス)


Bussin’ / バッスシン
意味:
すごい、優秀、おいしい等の誉め言葉の形容詞として、ジェネレーションZやジェネレーションα がオールマイティに使っているもの。本来は卓越して優秀な場合に使う言葉であるものの、 親しい間柄では ちょっと気に入った程度でも使われます。
例文:
Those potato chips are bussin’ (あのポテトチップス、すごく美味しい。)


Extra / エクストラ
意味:
ドラマチック(過ぎる)、不必要に注目を集める、遣り過ぎ。 従来のExtraが、Extra Largeや、$20 Extra(20ドル追加)といった形でニュートラルに使われるのに対して、 スラングは「He's so extra」のように、ネガティブな過大評価的な形容詞で使用されます。
例文:
You don’t have to be so extra about it! (そんなに大袈裟にする必要ないって!)




Fire / ファイヤー
意味:
英語では既に「On Fire! (スゴイ!、絶好調!)」 という表現が一般的に使われますが、ジェンZやジェンαは、「Fire」という名詞を、 エキサイティング、すごい!といった意味の形容詞で使っているのが現在。ちなみに日本で近年取り沙汰されたFIRE(Financial Independence, Retire Early) はアメリカ人にはさほど馴染が無く、 使うと意味が通じない、説明を必要とするケースが殆どです。 例文:
This VR headset is fire! (このヴァーチャル・リアリティ・ヘッドセット、最高!)


Fanum tax / ファナム・タックス
意味:
「Fanum tax」 は、友人から食べ物を奪ってしまうことを意味するジェネレーション・アルファのインターネットスラングです。「Fanum tax」が最初に使われたのは、ストリーミング中に仲間のコンテンツ・クリエイターから食べ物を一口ずつ取ることで、「税金を課した」と表現したこと。ジェネレーション・アルファの一部は、友達からちょっとしたものをふざけて奪ってしまうこと全般を「Fanum tax」と呼んでいたりしますが、決して万引きのような犯罪ではありません。 た。
例文:
"He Fanum taxed my entire bag of chips.(彼がポテトチップを袋ごと奪って行った。)


Dead / Dying / Ded / デッド / ダイイング / デッド
意味:
凄く面白いことや、笑えること、驚くことへのリアクション。 Dedは同じ発音で、スぺル遊びをしたバージョンで、テキスト・メッセージやソーシャル・メディア・ポストに使われるもの。
例文:
That meme you sent me. I’m dead! (送ってくれたMEME、(面白過ぎて)死んだ!)


Ohio / オハイオ
意味:
ルーザー(負け犬)。2016年頃からインターネット上でオハイオ州をからかうジョークやMEMEが登場したのを受けて、「オハイオ」 をルーザー、ダサい、見ていて恥ずかしい、という意味で使うようになっています。
例文:
That outfit is so ”Ohio”. (あの服装、すごくオハイオ =みっともない、ダサい)


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