Mar Week 1, 2025
Silver Anniversary, Silver Linen
お陰様で シルバー・アニヴァーサリー & シルバー・ベッドリネン


お陰様で今月末2月28日に、設立から25周年を迎えるのがCUBE New York。
1996年から運営していた前身となるウェブサイトから独立して、自分の会社として再出発させたのが2000年2月28日のこと。
過去四半世紀の間には、9.11のテロ、NYの大停電、日本で言うリーマン・ショックのリセッション、日本の震災、パンデミック、6回の大統領選挙、円高&円安、 会計監査、スタッフの入れ代わり、CUBEの運営体制の変化、24回の法人税申告等、世の中も社内も、常にイベント続き。 ヒット商品も初期のパシュミナ、ネームプレート・ペンダント、ジェリー・ケリー、モーターサイクル・バッグに始まり、今でもロングセラーのCJやアルカイタス、サプリなど、 どんどん移り変わって、「これだけいろいろあれば、私が年齢を重ねても当然」と変に納得しているのが今日この頃。
そんな25年間を経験して確実に言えるのは、苦しい時間はゆっくり流れて、いろいろなことを学んだり、思い知らされるけれど、そこで身についた 教訓や遣って来た努力には決して裏切られないということ。 逆に楽しい時間はすぐに過ぎて、その思い出は貴重である反面、 時に後悔や悲しみの原因にもなること。そして楽しい時、好調と思える時ほど楽観、過信、誤算に気を付けなければないということ。 振り返ると、苦しい時ほど「あの時はよく頑張った」と自分を誉める気持が強く、 幸運期を思い返すと「あの時にもっとこうしていたら…」、「あんな事に余計な時間やお金を使わなければ…」という反省が伴うのは、 人生のパラドックスとも言えのだった。




私自身の興味や関心、扱うプロダクトが変わっても、25年間、ほぼ同じスタイルで運営してきたCUBE New Yorkは、既に時代遅れのビジネス・モデルだけれど、 このスタイルで続けている最大の理由は、改装した途端に不味くなったラーメン屋のような存在になりたくないため。
でも動画や短文が主流の世の中で、テキスト・ヘビーなウェブサイトを運営するメリットは、長文を読むのを厭わないインテレクチャルで、上品な方々がサイトにいらして下さること。 そうした人間的に尊敬できるお客様が長年CUBE New Yorkを支えて下さったことは、私が心の底からラッキーに感じていること。
ふと考えると、NYは人の入れ替わりが激しい上に、個性的な人が多いので、NYに来てからというもの一部の親友と呼べる存在以外、 私の交友関係はどんどん入れ替わってきたけれど、CUBE New Yorkのお客様とは、殆どがお会いしたことが無いとは言え、10年、20年という長いご縁が非常に多く、 カストマー・サービスとの長年のEメールのやり取りを通じて、お仕事やご家族のことを存じ上げているケースもあるので、私やスタッフにとっては遠縁の親戚よりも遥かに身近に感じさせて頂いている存在。 そうしたお客様が ハリケーン・サンディでNYが大被害に見舞われた時、NYのコロナ感染者が激増した際等に、 まるで友人や家族のようにお見舞いやお気遣いのメールを下さったり、こちらもお客様の一人旅の最中の緊急連絡先や、 お子様の米国留学中の国内連絡先をお引き受けするなど、ビジネスを超えた コミュニケーションをさせて頂いてきたことをとても嬉しく思っています。
そんなお客様との長年のコミュニケーション、自分自身の交友関係の入れ代わりから、私自身、人と人との繋がりの本質について、 沢山のことを学ばせて頂きました。そしてCUBE New Yorkのスタッフも、私も1人分の人生で関われるよりも遥かに多くの 素晴らしいお人柄と、お客様という形でめぐり逢えたことに 心から感謝している次第です。




今回のフェイバリットでご紹介しようと思っていたのが、シルバー・インフューズのベッドリネンとピローケース。 これは文字通り、素材にシルバーを織り込むことで、殺菌、美肌、美髪効果をもたらすもので、 実は このプロダクトをトライしている時に気付いたのが、CUBE New Yorkが2月末でシルヴァー・アニヴァーサリーを迎えるということ。 もしこのプロダクトに出会わなければ、CUBE New Yorkの25周年を忘れていたかもしれなくて、 20周年の時は 当時流行り出したコロナ・ウィルスに気を取られて、全く気付かずに過ごしてしまったのだった。
シルバー・インフューズのプロダクトに巡り合った時は、CUBE New Yorkで既にコッパー・インフューズで、同等の効果をもたらすピローケースを扱っているので さほど関心を示さなかったけれど、 コッパー・インフューズのピローケースは熱が若干こもるのに対して、 シルバー・インフューズには、体温調節効果があって、特に夏の季節のクーリング効果は快眠を約束してくれるもの。
ふと気になって調べてみたところ、CUBE New Yorkがコッパー・インフューズのピローケースを販売し始めたのは2007年。 そして7年目はコッパー・アニヴァーサリーの年。 そのタイミングでコッパー・インフューズのピローケースを扱い、シルヴァー・アニヴァーサリーで、シルバー・インフューズのベッドリネンとピローケースを扱うのは、何とも言えない偶然。
ゴールデン・アニヴァーサリーまで頑張れば、ゴールドのリネンやピローケースが登場しているかは定かでないけれど、 あと25年が経過したら「日本はどうなっているのだろう」、「アメリカは未だ存在しているのだろうか?」と、 自分や会社のことより、世界がどんな風に変わっているかに思いをはせてしまうのだった。




余談ではあるけれど、2025年2月28日は、太陽系の7つの惑星のアラインメント(直列)が起こる特別な日。実際には惑星直列は、東京では2月22日、NYでは2月25日、シドニーと北京では3月3日、サンパウロでは3月4日が ベスト・ビューの日程で、地球上の最も多くのエリアで観測可能になるのが2月28日。
私は世紀末や大災害の予言は信じないけれど、月や星を含む宇宙や天体が人間に与える影響については勉強を惜しまない主義で、 2月28日に一列に並ぶのは以下の7つの惑星。

特に今回は アラインメントが、覚醒、反乱、変革を暗示する ”Age of Aquarius/みずかめ座の年” に起こるので、変わる世の中と一緒に自分を変えるのに適している時。 とは言っても、この日からドラスティックに変える必要は無くて、新しい自分に向けた 内なる変化を心掛けながら、毎日小さな変化をもたらしていると、 滞っていた運が流れ始め、特に今までが悪かった人にとっては 人生が新たな方向に発展するチャンスが迎えられる時。 いつもと違うものを食べる、新しい人と話す、今まで選ばなかった方を選択をする等、新しい可能性に賭ける習慣を徐々に構築していくと、それがやがてもたらすのが大きな変化。
世の中が混迷する時代ほど、人生大逆転のチャンスが巡って来るものなので、是非惑星のアラインメントを利用して、素晴らしい転機をもたらして頂きたいと思います。

最後に長年CUBE New Yorkを支えて下さったお客様、読者の皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございます。 そして今後ともよろしくお願い致します。
Yoko Akiyama


執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
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