Oct Week 3, 2024
Rebounding Workout
楽しく出来て効果絶大! リバウンディング・ワークアウト


昨今人気が再燃してきているのがリバウンディング・ワークアウト。 これは小さなトランポリンを使ったエクササイズで、ジムの中にはその専門のクラスを設けているところもあるほど。
グウィネス・パルトローやジェニファー・ガーナ―といったセレブリティも行っていることが報じられ、数年前に人気を博したリバウンディングは NASAが「ランニングよりも効率が良く、しかも安全なエクササイズ」として太鼓判を押しており、 その効果が科学的に立証されたワークアウト。 「1カ月続ければ驚くほどの効果が上げる」と言われ、その効果は全くエクササイズをしてこなかった人だけでなく、 私のように長年エクササイズを日課にしてきた人にも現れるとのこと。
そんな事を言われても簡単に信用しない私が、少し前にミニ・トランポリンを購入するきっかけになったのは、以前ヨガクラスを一緒に受けていた同じビルの住人と久々に出会った時のこと。 明らかに見た目が若返って、健康そうな様子を誉めたところ、「リバウンディングを続けている」と言われたのだった。
自宅に戻った私は、直ぐにインターネットでリバウンディングの効果について調べることになり、 以下のメリットがあることを悟ったのだった。




無理なく続けられて楽しめるエクササイズ
トランポリンがあると、その上で跳ねたくなるのが人間意識。ジョギングやウェイト・トレーニングとは異なり、「やりたくない」という気持ちと闘う必要が無いエクササイズで、 続けることがストレスにならないのは大きな利点。

リンパの流れを促すことでデトックス&クレンジング効果がある
リンパは、血行とは異なり心臓のようなポンプを持たないことから、身体の動きやマッサージに応じて流れるもの。エクササイズをするだけでリンパの流れは10~30倍促進されるけれど、 特にリバウンディングは身体の上下動によって、リンパのポンプの役割を担い、他のエクササイズよりも効率良くリンパを流すエクササイズ。それによって体内のデトックス&クレンジング効果を高めることが可能。

精神的な効果
ワークアウトはエンドーフィンやセロトニンなどの脳のハッピー・ホルモンを高める働きがあり、それを音楽に合わせてトランポリンの上で短時間跳ねているだけで得られるのは大きな利点。ハッピー・ホルモンによって ストレスが軽減され、免疫力も向上するので 生活効率がアップし、風邪を引き難い身体に。

全身の筋肉が一気に鍛えられる
リバウンディングはトータル・ボディ・マッスル・トレーニング、すなわち全身の筋肉を一気に鍛えられるエクササイズ。上下に弾むムーブメントの中で体重以上の負荷をバランスを取りながらサポートすることで、 手足、体幹が鍛えられ、それに腕や肩の動きを加えることで、短時間で効率良く全身の筋肉を鍛えることが可能。

肌質の向上
リバウンディングは続けることで全身の筋肉が鍛えられ、その筋肉はより多くのコラーゲンを分泌するので、シワやたるみが改善。 細胞がフリーラディカルに強いコンディションに変わって行き、血行とリンパの流れも促進されるので、血色が良く、引き締まった、年齢より若い肌が実現していくとのこと。




心臓や肺に負担を掛けずに体重を減少
NASAによればリバウンディングは、ハードに行っても、ランニングやサイクリングといった有酸素運動に比べて酸素の消費量が遥かに少ないとのこと。 トレッドミルの上を走るのと比較すると、リバウンディングは2倍も酸素を効率良く使うエクササイズ。これが意味するのは、「リバウンドは心臓や肺に負担を掛けずして より多くのカロリーを燃やすことが出来る」ということで、 息を切らすようなハードなワークアウトをしなくても、それと同等のカロリー消費をし、その他の健康面のメリットも得られるということ。
そのため肥満で心臓が丈夫でない人にも奨励されるエクササイズ。また定期的に運動をして肺活量があり、心臓が強い人でも、 人間である限りは呼吸器系に負担をかけ続けることは出来ない訳で、年齢を重ねてからも筋肉質でスリムなボディを保ちたい人に適したエクササイズと言われるのだった。

骨の密度の向上
ウェイト・トレーニングのように身体の一部に負荷を掛けるのではなく、全身に体重以上の重力が掛かる動きをするリバウンディングは骨質や軟骨、関節が強化できるエクササイズ。 しかもロー・インパクト・エクササイズなので、骨や関節、筋肉に負担を掛けない効果的で安全なエクササイズ。

持久力の向上
エクササイズをすると 心臓と肺が特定の酸素消費パターンに慣れてくるため、徐々に向上していくのが持久力。リバウンディングは、 骨と筋肉が強化される有酸素運動なので、持久力とスタミナ・アップを実現するとのこと。

バランス感覚の向上
前述のように、関節にダメージを与えることなく筋肉、骨が強化されるだけでなく、体幹が鍛えられることから 向上するのがバランス感覚。 年齢を重ねた人でも安全にバランス感覚が鍛えられるので、生涯寝たきりの原因になり得る転倒のリスクを大きく軽減することが出来るのだった。

疲労感改善
今や若い世代でも感じているのが「朝起きて身体がだるい」、「いつも疲れている」といった長期的な疲労感。リバウンディングで肉体的、精神的負担の少ないエクササイズを行うと、 穏やかな疲労感が睡眠の質を高め、リバウンディングがもたらす全身へのポジティブ効果が重なるので、心身共に健康的になり、ストレスが軽減され、ホルモン・バランスが整う結果、 「病気じゃないのに身体がだるい」症状が大きく改善するのだった。




これだけのメリットがあるリバウンディングであるけれど、このエクササイズが奨励できないのは、坐骨神経痛、神経圧迫、脊柱側弯症等の問題がある人で、もし回復した場合でも事前に医師への相談が必要。 加えて妊婦にはご法度なのがリバウンディング。
注意すべき点は 小さ過ぎるトランポリンを選ばないこと、壁に近付い位置や、頭上にデコレーションがある場所、天井が低い部屋にトランポリンを設置しないこと。 さらには上質のトランポリンを選ぶこと、1日に20分以上はエクササイズをしないこと。
特にリバウンディングの様々なメリットが得られるかはトランポリン選びに掛かっているようで、サイズと共に大切なのは強度が高いバンジー・コードでバウンス面がサポートされていること。 劣悪な物を選ぶと跳ねる度にキシミ音が出て、やっている人も傍に居る人も不愉快になるのだった。 NYのアパートのようにスペースに限りがある場合には、折りたたみ式を選ぶことが出来るけれど、中には組み立てが難しいものがあるので、組み立てが簡単であることもモデルを選ぶ際のポイント。
私が複数のリバウンディング・インストラクターのビデオを観た結果選んだのはBCANというブランドで、そんなに高く飛び跳ねるつもりがなかったこともあり、えらんだのはハンドル無しのタイプ。 実際にリバウンディングは、高く飛び跳ねる必要は全く無くて、細かい上下動でも全身マッサージのような効果があり、筋肉が鍛えられるだけでなく、肩こりが改善されると言われるのだった。
私がリバウンディングをトライする気になったのは、同じビルの住人の勧めもさることながら、昨今セントラル・パークでランニングをした後にドップリ疲れるようになったため。 走る距離を減らすと どうしても消費カロリーが減ることから、効率の良いワークアウトを探していたのだった。
未だ始めたばかりではあるものの、その日の気分でスポティファイのプレイリストに合わせてジャンプするケースもあれば、 YouTubeでインストラクター・ビデオを観ながら新しい動きを学ぶ日もあって、So Far So Goodというのが現時点なのだった。

執筆者プロフィール
秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。
Shopping
home
jewelry beauty ヘルス Fショップ 購入代行

FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek FaviruteOfTheWeek

★ 書籍出版のお知らせ ★



当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2024.

PAGE TOP