Sep Week 1, 2024
C15:0 Essential Fatty Acid Supplement
マルチ効果で突如注目される世界初、特許取得の必須脂肪酸サプリ
アンチ・エイジングやロンジビティの研究が様々な角度から進んだ現在では、
以前身体に良いとされたものが実はそうでは無いと言われ始めたり、逆に健康のために避けられてきたものに 実は強力なアンチエイジング効果があったり、
そうかと思えば摂取が奨励されるサプリメントでも、他の栄養素を一緒に取らなければ意味が無い、もしくは身体に悪影響になることが指摘されるのは珍しくないこと。
例えば骨粗しょう症を防ごうとカルシウムをしっかり摂取したところで、ヴィタミンDとヴィタミンKがバランス良く供給されていなければ、
腎臓結石、筋力低下や痙攣、頻尿、慢性的疲労感等のハイパーカルセミアの症状が出ることはこれまであまり知られていなかったこと。
アルコールについても、長きに渡って「1日に赤ワイン1杯程度であれば、動脈硬化や認知症の予防になる」と言われてきたけれど、
アルコールが身体、精神、頭脳に及ぼす影響が正確に検証されるようになった今では、かつて少量のアルコールを奨励していた医師や研究機関が、
こぞって「たとえ少量でもアルコールは健康と長寿にはマイナスで、認知力にダメージをもたらす」というポジションに鞍替え。
それを受けて世界各国で政府による飲酒の安全基準のガイドラインが酒量を減らす方向で改められているけれど、
来年にそのガイドラインの書き換えを控えているアメリカでは、アルコール・メーカーが何とか安全量を現行レベルに保とうと必死でロビー活動を繰り広げている最中。
ミレニアル世代、ジェネレーションZのアルコール摂取量が極めて少なく、ベビーブーマー、ジェネレーションXも長寿と健康のためにアルコールを控える傾向にあることから、
アメリカではパンデミック中に一時盛り上がったアルコール摂取量が激減中。
そのため政府が奨励するアルコール安全摂取量が下がることで、更に売り上げが落ち込むことが危惧されているのだった。
逆に今まで身体に悪いと言われ、1990年代から国民レベルで摂取を避けて来たのが、英語で言うサチュレーテッド・ファット、すなわち飽和脂肪。
「脂肪分こそが肥満の原因」という説に食品業界が便乗した結果、ノーファット、ローファットの食品が市場に溢れ始めたのが1990年代で、
私自身、この時代にトライしたのがローファット・ダイエット。徹底的に脂肪分の摂取を抑えることで当時9キロの減量に成功し、
私が試したダイエットの中では、最大のサクセスを記録したのだった。
しかしダイエット・ドクターや栄養学の専門家の間では、ノーファット、ローファットは逆に食欲を刺激する原因になり、
成分調整の加工プロセスも不健康という声が多く、実際にノーファット、ローファットがもてはやされる前に
トレンディングだったのが「フレンチ・パラドックス」というセオリー。
これはフランス人が本来ダイエットの大敵と見なされるチーズやバター、クリームといった飽和脂肪を多分に含む乳製品や赤身の肉を食べ、ワインを飲みながら体型をスリムに保っているパラドックスに
着眼したもので、当時は少量の摂取で逆に健康に良いとされていたのが飽和脂肪を含む食品。
今は亡きシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドも 一時の肥満体からスリムな体型に変身する大減量をした際、
ダイエット・ドクターに薦められて食生活に取り入れていたのがチーズや赤身肉。
その目的は健康全般とロンジビティ、アンチ・エイジングのためと言われていたのだった。
その飽和脂肪が昨今、同じ目的でカムバックしてきていて、きっかけとなったのは国立海洋哺乳類財団によるイルカの調査。
地球温暖化に伴う海水温度上昇を受けて、餌にする魚の種類が変わって来たイルカの健康状態をチェックしたところ、
フロリダに生息するイルカとカリフォルニアに生息するイルカでは、食べる魚の種類が異なることから 健康状態にも違いがあり、カリフォルニアの方に顕著だったのが老化現象。
人間の症状に例えると糖尿病や心臓病に当たる病の前兆が見られており、フロリダのイルカと比べて唯一体内で異なっていたのが ある飽和肪酸レベルが低かったこと。
そこで不足していた脂肪酸をカリフォルニアのイルカに与えたところ、そのコンディションに大きな改善が見られたのだった。
国立海洋哺乳類財団の共同設立者であるステファニー・ヴェン・ワトソンは疾病管理予防センターと世界保健機関で疫学者として病気研究していた健康促進と疾病予防のスペシャリスト。
イルカが人間と同じように老化することを熟知していた彼女は、この脂肪酸が人間の健康維持とアンチエイジングにも役立つのではと思い付き、
イルカと人間の双方を救う目的で研究を重ねた結果、2020年にその存在を確認したのがC15:0という新しい必須脂肪酸。
人間の体内ではC14:0、C16:0という偶数鎖飽和脂肪酸の存在は既に確認されており、それらは心臓病や糖尿病の原因を作り出してきた悪玉飽和脂肪酸。
それに対して奇数鎖飽和脂肪酸であるC15:0は、体内レベルが低下すると健康に支障をきたし、体内では生成することが出来ず、食物かサプリメントから摂取しなければならないという
「必須栄養素の3条件」を満たした必須脂肪酸。それまで必須脂肪酸として確認されていたのはα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)とリノール酸(オメガ6脂肪酸)の2つのみで、
この2種類の発見以来90年ぶりに、新たな必須脂肪酸として加わったのがC15:0なのだった。
C15:0はバターや成分無調整の乳製品等に僅かに含まれるものの、健康状態を維持するレベルを食品から摂取するのは不健康であることから、サプリメントで摂取するのはマスト。
そのC15:0の世界初のサプリメントとして特許を取得し、その効果が科学的根拠で裏付けられ、アワードも受賞しているのが"ファッティ 15"。
このサプリが何をしてくれるかと言えば、細胞レベルで起こっている36の老化関連のダメージをリバースし、加齢による衰弱から細胞を効果的に保護する働き。
具体的なメリットを上げると、エナジー&代謝力のアップ、心臓と肝臓の健康状態を保ち、免役システムを強化。ストレス軽減と気分の安定、睡眠の質と深さの向上、および目覚めの爽快感アップ。
食欲のコントロール、肌質改善、細胞を酸化ストレスから守り、ダメージを修復しながら、強度をもたらすことで、老化が起こり難いコンディションを細胞レベルで実現するという幅広い効用。
さらに「長寿と若さの源はミトコンドリア」であると信じる私にとって嬉しいのは、ミトコンドリアのダメージ修復とコンディション改善の機能があること。
一部の効力はオメガ3脂肪酸とダブっているものの、オメガ3に比べて細胞にもたらす効果が3倍。老化の根本や病気の原因をリバースする効果もある上に、"ファッティ 15"はピュアでヴィーガン・フレンドリーな成分。
フィッシュ・オイルを原料にするオメガCサプリメントのように水銀混入のリスクも無いので、現在ヘルス・コンシャスな人々がオメガCサプリを止めて切り替えているのがファッティ15。
オールマイティなアンチエイジング・サプリなので、抗酸化サプリやプロバイオティック、更にはミトコンドリア対策のサプリとの置き換えが可能で、
摂取するサプリの数を増やさずに 新たな効力が加えられるのは大きな魅力なのだった。
執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |
★ 書籍出版のお知らせ ★
当社に頂戴した商品のレビュー、コーナーへのご感想、Q&ADVへのご相談を含む 全てのEメールは、 匿名にて当社のコンテンツ(コラムや 当社が関わる雑誌記事等の出版物)として使用される場合がございます。 掲載をご希望でない場合は、メールにその旨ご記入をお願いいたします。 Q&ADVのご相談については掲載を前提に頂いたものと自動的に判断されます。 掲載されない形でのご相談はプライベート・セッションへのお申込みをお勧めいたします。 一度掲載されたコンテンツは、当社の編集作業を経た当社がコピーライトを所有するコンテンツと見なされますので、 その使用に関するクレームへの対応はご遠慮させて頂きます。
Copyright © Yoko Akiyama & Cube New York Inc. 2024.