Aug. Week 2, 2024
My New Obsession
私の新しいオブセッション・ジュエリー
私は定期的に特定のジュエリー・ラインにドップリ浸かって、それしかつけない時期があるけれど、
今私がそのドップリ状態になりつつあるのが、ティファニーのロック・コレクション。
ロック・コレクション自体はティファニーの定番として長きに渡って発売されてきたもので、
その名の通り、錠をアレンジしたデザイン。
私が夢中なのは、そのロック・コレクションに2023年1月に加わったモダンなデザインのシリーズ。
従来のスタイルと雰囲気が異なるので、同じコレクションとは思っていない人も多いけれど、
近年の大ヒット、ハードウェア・コレクション同様、ティファニーが大金を投じたグローバル・キャンペーンを繰り広げてプロモートしているラインなのだった。
グローバル・キャンペーンにはブラック・ピンクのロゼ、BTSのジミンといったKポップ・スターに加えて、ハリウッド女優のフローレンス・プー、中国のブランド・アンバサダー、エレイン・チョン等が
登場していて、近年は男性がかなりシリアスなジュエリーをつけるようになるとあって、ロック・コレクションはユニセックス展開。
私はハードウェア・コレクションには一目惚れだったけれど、ロック・コレクションは最初に見た時は さほど関心をそそられなくて、
モダンで都会的ではあるけれど、やや無機質な印象を受けていたのだった。
その印象は広告に登場したセレブのレイヤー・コーディネートを見て少しずつ変わって来たけれど、
「これを手に入れなければ!」という気持ちになったのは、少し前に某カフェで 実際にロック・コレクションのブレスレットとリングのレイヤー、ネックレスをつけている女性を見かけた時。
以来、私はすっかりロック・コレクションに魅了されてしまったけれど、
意識して見ていると、街中で何度も見かけるのがロック・コレクションのブレスレットやネックレスなのだった。
私がトライしたいコーディネートは、ブレスレットの2本レイヤー、ネックレスをテニス・ネックレスとレイヤーにするもので、ちょうどティファニーのキャンペーンでBTSのジミンがしているコーディネート。
でも、そのアイデアに割り込んできたのがブラック・ピンクのロゼにちなんだ、ローズ・ゴールドにルビーをセットした”ロゼ・コレクション”。
最初は「イエロー・ゴールド&ホワイト・ストーンが一番飽きが来なくて、タイムレス」と思っていた私だけれど、
ふと考えると今私がつけている殆どのジュエリーがイエロー・ゴールド&ホワイト・ストーン。
そうなる前はローズ・ゴールド一辺倒で、CJのジュエリーでもローズ・ゴールドにシミュレーテッド・ピンク・ダイヤモンドをセットして
テニス・ブレスレットからエタニティ・リングまでを揃えていたのだった。
そう思いながらロゼ・コレクションを眺めているうちに 今更のように思い出したのが、今月7月が私の誕生月で、誕生石がルビーであるということ。
更に思い出したのが「自分に由縁があるジュエリー、自分のIDと関連するジュエリーをつけた方が運気がアップする」というこじつけのようでいて、実際にその効果を実感してきた縁起の担ぎ方。
そのため「こちらもアリかな?」という考えが日に日に大きくなってしまったのだった。
私がロック・コレクションでブレスレット、ネックレス以外に購入すると思うのはリング。
これまでは比較的大き目のリングをつけたり、エタニティ・リングのレイヤーを好んで来たけれど、
その反動で今は細いリングをレイヤーで複数の指につけるコーディネートがしたくてウズウズしていたところ。
ロック・コレクションのリングは、細いけれど繊細過ぎず、デザインに特徴があるところが気に入っていて、
絶対に複数で購入したいと考えているのだった。
昨今の私はカフェで見かけた女性のようにネールはナチュラル・カラー。でもヌード・ベージュが似合わないので、
淡いピンク系。
最終的に目指しているのは、自分の爪にトップコートだけをアプライして、フレンチ・ネールのように見せることができる 完璧なナチュラル・ネール。
これはメガリッチの間では昨年秋頃から「究極のステルス・ウェルス・ビューティー」、すなわち富をひけらかしてはいないものの、
財力が無ければ実現しない美しさとしてもてはやされてきたもの。
細めのリングをつけると、どうしてもジュエリーよりも指に目が行くので、
このところ私は以前このコーナーでご紹介した マッドラブで 手の甲の角質を除去し、ちょっと贅沢だけれど アディポーを手の甲にもアプライして、ふっくらした若々しいテクスチャーの取り戻しに励んでいるのだった。
執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |
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