Jan Week 4, 2024
“Microbiome+ Probiotic & Estriol Cream”
マイクロバイオーム・プラス・プロバイオティック & エストリオル・クリーム
前回のこのコーナーで、私がエイジングのスピードに合わせて 新しいエクササイズ・ルーティーンをトライしていることをご説明したけれど、
現在私が行っているのはエクササイズだけでなく、スキンケア、サプリメント、食生活、そして仕事時間、就寝時間を含む生活全般のスケジューリングの見直し。
私は若く見せることよりも、年齢の概念を切り離した「エイジレス」を目指しているので、年齢という数値をあえて考えない主義。
そのため一般に言われる ”年齢相応” の服装やメーク、健康管理は、人によって老化のスピードも異なるだけにナンセンスだと思っていて、
自分の身体の現状を把握して、年齢の概念とは無関係に 自分をより良く見せるための服装やメーク、身体を改善していくための健康管理を行おうという考え。
それでも認識しなければならないのは 「同じ身長・体重で、同じような生活をしていたとしても、今の自分が3年前、5年前の自分とは異なる」ということ。
人間は1年1年同じスピードでエイジングする訳ではなく、「現在の自分は、1年前の自分よりも老化がスピードがアップしている」状態を毎年続けるので、複利のセオリーで進んでいるのが老化。
以下のグラフは年齢に伴うコラーゲンと骨質量の推移であるけれど、20代をピークに坂を転げ落ちるように老化が進むのは見ての通り。
それでも睡眠やストレス・レベルを含むライフスタイルや食事、エクササイズ、スキンケアなどを改善することで、何歳になっても老化をスローダウン出来るだけでなく、
リバースすることも可能なのはアンチエイジング・ドクターを含む、様々な分野のドクターも認めるところで、
諦めて放置するよりも、取り組むことで外観はもちろん、人生の中身も改善出来るのだった。
私がエクササイズと共に最初に見直したのがサプリメント。サプリメントは長寿と若さの維持にはマストで、人間は30歳を過ぎれば誰でも身体の中で作り出せない、もしくは
作り出す量が不足するヴィタミンやミネラルが出て来るので、食事で栄養素を全て補うのは不可能。
それもあって栄養士やアンチエイジング・ドクターをつけて、お金を掛けた食生活を実施している人ほど重視して、摂取しているのがサプリメント。
私は3年ほど前にサプリの見直しをするために、当時摂取していたラインナップの中から順番に摂取を止めて、身体からサプリの影響力が消える3週間後以降の体調をチェックするという試みをしたことがあるけれど、
その時に自分にだけ分かる何とも言えない変化を感じて、直ぐに摂取を再開したのがCUBE New Yorkでもベストセラーになっている NMN、レスヴェラトロール、そしてコラーゲン。
爪が弱くなったので摂取を再開したのがリバースマート・クレンズ・デトックス&サポート、
そして視力の衰えを実感して摂取を再開したのが ルテイン で、自分で飲んでおきながら、「本当に効くんだ‘…」と実感したのを覚えているのだった。
逆に摂取を止めても全く変化が無かったものの筆頭がマルチ・ヴィタミンで、マルチ・ヴィタミンを摂取している人ほど早死するデータがあることを妙に納得してしまったのだった。
今回私がサプリメントの中でも、最も真剣にリサーチしたのがプロバイオティック。というのは、腸内環境が精神状態から、肌、代謝力、頭髪、記憶力を含む脳の働き等、全てに影響するためで、
加えて正しい食事をして、正しいサプリを摂取しても その大切な受け皿である腸内環境が整っていなければ、せっかくの努力が無駄になってしまうため。
プロバイオティックは 最も選ぶのが難しいサプリで、目安として CFU(Colony Forming Unit / コロニーフォーミングユニット:サプリの中で生きている菌の数)が 多い物を選ぶのが良いように思われがちであるけれど、
これは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な考え。CFUの多さが かえって腸内の善玉過多等のアンバランスをもたらすことも多いのが実情。
また術後や体調が悪い時等、免疫機能が衰えている時のプロバイオティック摂取も、逆に腸内のアンバランスを招くので摂取を控えるべきなのだった。
様々なプロバイオティックをリサーチした結果、私が選んだのはマイクロバイオーム・プラス・プロバイオティック。
世の中に星の数ほどあるプロバイオティックの中でも、このサプリメントは
心臓と血液中のコレステロール値への好影響が臨床実験で証明された唯一のプロダクトであり、それに付随する様々なメリットが認められるユニークで優秀なプロダクト。
詳細は商品のご紹介ページでご説明しているけれど、
人間の身体というのは腸内環境が良好なのに、心臓が弱っていて、血行や肌の調子が悪いというように、
悪い所と良い所が混在するものではなく、腸内環境が悪ければ、それが心臓、血行、肌に影響し、それまでなかったアレルギー反応が出始めるなど、一か所の問題が別の場所の問題を引き起こすもの。
逆に それまで問題があった箇所が改善されると、その改善が別の個所にも好影響を与えるようになっていて、そのドライヴィング・フォースになっているのが血液の循環。
マイクロバイオーム・プラス・プロバイオティックは、そんな身体本来が持つ相乗効果を生み出す効果が望めるプロバイオティック。
それだけに摂取した人によって実感する効果や身体のリアクションが異なるサプリでもあり、
悪玉コレステロール値が下がったというリアクション、ブレイン・フォッグが消えて 頭がスッキリしたという人も居れば、肌色のトラブルが解消されたという声もあるけれど、
それと同時に、多くの人々が複数の効果を同時に感じているケースが多いことにもその優秀さが現れているのだった。
アメリカでは50歳前後からエストロゲン(女性ホルモン)のサプリを摂取する女性が多く、40代からメナポーズ、プレメナポーズの症状が現れている人、
骨粗しょう症やその前段階の症状が現れた人も同様にエストロゲン・サプリを摂取する傾向が顕著。
ちなみに女性ホルモンが低下すると起こる症状と言えば、乳房の圧痛、疲れ、睡眠障害、生理不順、精神的落ち込みやムード・スウィング(起伏の激しさ)、ホット・フラッシュ、寝汗、
骨質低下、頻繁な尿路感染症、性交痛、体重増加(腹部、下半身に脂肪が付く)等。
私自身は「ウエストにくびれがあるうちは女性ホルモン・サプリは不要」という考えの持主で、
エストロゲン・サプリを加えることは考えて居なかったけれど、昨今TikTokでトレンディングになっているのがエストロゲン・クリームをシワや肌のたるみ対策のスキンケアに使用すること。
私はTikTokのビューティー・ハックはさほど信頼していないけれど、その効果を皮膚科医が認めている場合は話は別。
そこで例によってリサーチをしてみると、エストロゲンにはエストロン、エストラジオール、エストリオールという3種類があって、この3種類のうち最も肌からの吸収が顕著なのがエストリオールで、
これは性交痛を緩和するクリームにも用いられるエストロゲン。
サプリメントとしても摂取出来るけれど、ホルモン・バランスに影響を与えない微量の摂取を肌を通じて可能にするのがクリーム。
特にがん家系、もしくは過去にがんを克服した女性は、女性ホルモンの摂取が乳がんのリスクを高めることから、女性ホルモン低下の問題は
肌から血流に流れ込む微量のホルモンで対処するのが適切と言われるのだった。
これをスキンケアとして使用する場合には、年齢と共に薄くなってきた肌の箇所、シワや小ジワが目立ってきた部分にアプライするのが良いようで、
効果は前述のように皮膚科医によっても認められているのだった。
エストリオール・クリームは、肘の内側や首筋、首筋など比較的皮膚が薄く血管近い場所や、顔にアプライするようにデザインされていて、1日1回、1パンプ(小さじ4分の1程度)がその使用量。
朝使用して、その後にメークをしても崩れる心配はないけれど、私は夜の就寝前、オイルの後、モイスチャーライザーの前にアプライするのがルーティーン。
私は ボトックス注射を止めて もうすぐ3年になるけれど、朝起きる度に 気になっていた額のコーナーのシワが徐々に緩和されている様子が実感出来るのだった。
そもそも肌は人体最大の臓器と言われ、肌自体も呼吸をし、免役システムも持つけれど、
肌を通じたホルモン投与同様に、毎日使用するスキンケアやファンデーション等のメーク用品に含まれるケミカル、トキシックが肌を通じて
血流に混入するのは言うまでもないこと。大き目の毛穴が密集する頭皮に使用するプロダクトの成分は特に留意する必要があると思うのだった。
幸い、高額プロダクトほど優秀という訳ではないのがスキンケア、ヘアケアの世界。
実際に 最も肌と頭皮に自然に馴染むだけでなく、免役バリアを構築し、良好なバランスが保てるのは 健康的な自分の肌からリリースされる油分。
したがって、それを強い洗顔料で洗い流して、市販のモイスチャーライザーをアプライするのは、お金の無駄意外の何物でもないのだった。
執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |
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