Nov. Week 3, 2022
“Terahertz Gua Sha”
テラヘルツ・グアシャ
テラヘルツはクォーツ(石英)や砂からシリカを抽出することによって生成される鉱石。
10年ほど前に日本の科学者によって発見されたケイ素化合物で、
電磁スペクトルのマイクロ波と赤外線波長の中間に当たる 0.1~30THzのテラヘルツ振動周波数を持つとのこと。
ちなみにテラヘルツ周波数とは 毎秒約1兆回振動する周波数を意味する言葉。
テラヘルツ周波数は宇宙に豊富に存在すると同時に、人間の体内にも存在することから、時に「生命の放射線」とも呼ばれるのだった。
と言われても 果たして何のことを説明されているかが分からない人は多いけれど、
早い話がテラヘルツ鉱石は1秒に約1兆回振動するということ。
そのテラヘルツ周波数はDNAやタンパク質などの生体分子の周波数であり、人間の体重の70%を占める水の水素結合ネットワークの周波数でもあるということ。
そのためテラヘルツを健康用途に利用する動きは既に何年も前からスタートしており、
実際にテラヘルツ鉱石を皮膚に当てると、その周波は最高で皮膚の内側4cmまで到達することが明らかになっているのだった。
1秒に約1兆回振動ということは、振動数が多過ぎて人間にはその振動周波が認識できないということになるけれど、
確実に体内に周波が届き、同じ周波数のDNAを始めとする生体分子等に働きかけることから、
その美容や健康用途への利用により 以下のような特性を発揮することが認められているのだった。
- 皮膚の再生と体内の解毒のスピードアップ
- 皮膚の弾力向上による小じわ、しわの改善
- 乾燥肌の改善
- 頭痛の緩和、改善
- 不眠症の改善
- 疲労回復、滋養強壮
- 筋肉痛、膝や関節の痛み、関節炎の改善
- 血行と新陳代謝のアップ、若返りの促進
- 全身を強化する治癒エネルギーの向上。
ということで 前置きが長くなったけれど、私が少し前に購入して見たのがテラヘルツ鉱石を用いたグアシャ。
今やテラヘルツは、原石のようなゴツゴツしたものから、角を落とした丸い石コロのようなもの、ビーズ状にしたネックレスやブレスレット、
そして私が購入したグアシャやツボ押し用のアーキペン等、様々なフォームが販売されているけれど、
中国や台湾産が多いとあって時に混ざっているのがフェイク。
そのため100%ナチュラルなテラヘルツを提供している業者がそのオーセンティシティをチェックするために
行うように奨励しているのが テラヘルツを氷に当てること。
テラヘルツは熱伝導が非常に良い鉱石なので 氷に当てるとすごく冷たくなるけれど、
にも関わらず1秒間に1兆回の振動のせいでどんどん氷が解けて行くのだった。
写真上は私の実験模様であるけれど、テラヘルツの
グアシャであればアイス・キューブが真二つにカット出来てしまうのだった。
ちなみにテラヘルツは硬い鉱石ではないので、落とすと割れてしまうのが注意点。
私が購入したグアシャには小さな穴が開いているので、そこに細いワイヤーを通して そのワイヤーでストレッチバンドを結び付けて
手首にそのバンドを通しながら使用するのが常なのだった。
「テラヘルツの効果は人それぞれ」という説と、「効果が出ない場合は使い方が適切でない」という説があるけれど、
「体質等に関わらず 効果が現れ易いのは血液循環」という指摘があったので、
私が購入してみたのがテラヘルツ・グアシャ。
そもそも私はYouTubeのビデオを観ている時などにグアシャでマッサージをしているような
グアシャ愛用者。
顔、首、肩など、様々な部位をグアシャを使ってマッサージしているけれど、
前述のようにテラヘルツは1秒に約1兆回という周波数なので、水の中に入れても水が振動することは無く、
殆どの場合、普通のグアシャとさほど変わらないように思えるのが正直なところ。
でも口の周りをマッサージしている時ばかりは、歯茎の内側の神経に微妙なセンセーションを感じるのが毎度のこと。
愛用者によれば「テラヘルツ周波は脂肪体質より、筋肉質な人の方が効果が高い」とのことで、
写真上のように当てておくと筋肉痛、膝や関節の痛み、関節炎の改善効果があると言われるのがテラヘルツ。
プラシーボー効果かもしれないけれど、現時点ではちょっと他のグアシャとは違う印象を持っているので、
これからも使用を続けながら、テラヘルツのアンクレットが足の指先の冷えに効くか等も試してみようと思っているのだった。
執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |
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