May Week 1, 2022
“OS-01 Topical Supplement”
OS-01 トピカル・サプリメント
2月4週目のこのコーナーで、ハーバード大学教授でアンチエイジング界の第一人者、世界的ベストセラー「ライフスパン」の著者でもある、
ドクター・デヴィッド・シンクレアのポッド・キャストについて書いたけれど、
その ”コスメティック・エイジング” のエピソードに登場していたのがここにご紹介するOS-01 トピカル・サプリメント。
以前のコラムにも書いた通り、ドクター・シンクレアによれば 日焼け等による肌のダメージは決して外観だけの問題ではなく、
人間にとって最大の臓器である皮膚の老化は身体全体の老化を意味するとのこと。
したがって外観、特に肌の老化が激しい人は実際に身体全体の老化も進んでいて、肌の調子が良くなった場合には
何等かの形で身体自体も若返っていると説明されており、確かに「肌の若さは見た目の若さ」、そして外観が若い人は 実際年齢よりも精神面、肉体面で若々しいのは紛れもない事実。
そのためスキンケアに気を配ることが若さと長寿の秘訣であることを痛感したのがこの時のエピソードなのだった。
そのエピソードでドクター・シンクレアが語っていたのが、皮膚に存在する何種類ものペプチド(アミノ酸のチェーン状の集合体)の中に
僅か1つか2つ、老化をリバースするペプチドがあり、彼の友人がそのペプチドを使ったスキンケア・プロダクトを開発したばかりであるということ。
「友人だから宣伝する訳ではないけれど、医科学的に理に叶っているだけでなく、実際に効果が認められる」と語っていたのが
OS-01 トピカル・サプリメント。”OS-01”は開発チームがそのエイジ・リバース・ペプチドにつけたネーミングで、
モイスチャーライザーでもセラムでもなく、肌にアプライするサプリメントという新しいカテゴリーで登場したのがこのプロダクトなのだった。
そもそも人間の肌の老化の原因には 紫外線を含む外的環境によるダメージや偏った食生活、ストレス、喫煙、睡眠不足など様々なものが挙げられるけれど、
突き詰めていくと それら複数の要因が健康な細胞を老化細胞に変えてしまうため。老化細胞がそのまま衰えて死んでくれるかと思いきや、
ゾンビのようにどんどん健康な細胞を老化細胞に変えていくとのことで、そのプロセスで起こっているのが炎症。
これは皮膚に限らず体内のありとあらゆる細胞で起こっており、老化細胞による侵略が進むと
アルツハイマー、パーキンソン病、関節炎、黄斑症、骨粗しょう症、リウマチ、サルコペニア(筋力低下)といった問題を引き起こす一方で、
肌においては潤い、ハリ、滑らかさ、弾力が無くなり、血色も悪くなって、シミ、シワ、肌の歪み、たるみといったエイジングの症状がどんどん顕著になって行くもの。
しかし逆にその老化細胞さえ退治・除去すれば、新たな幹細胞を次々と生み出す余力がもたらされることから、
徐々に健全な皮膚細胞が増えて、エイジングが改善されることが立証されており、それを実現するのがOS-01のペプチドなのだった。
OS-01 トピカル・サプリメントは、従来のスキンケアのように一時的もしくは表面的に肌を若々しく見せるのではなく、
肌のDNAレベルで起こっている老化ダメージを修正し、細胞の機能を正常化させることにより、
肌に若々しいボリューム、ハリ、プロテクション・バリアをもたらすのはもちろん、
コラーゲンの生成量が増えることから 肌が引き締まり、皮膚の強度も増して、肌表面の滑らかさ、瑞々しさが大きく向上するメリットをもたらすプロダクト。
細胞レベルでの若返り効果により、肌本来のヒアルロン酸生成力も高まるので、モイスチャーライザーには望めない
肌の潤い効果が得られるのも大きな魅力。
数千種類のペプチドをラボで研究、観察し続けるという気の遠くなるようなプロセスを経て発見されたOS-01は、
肌に刺激が無く、炎症も起こさずに細胞に働きかけ、老化細胞を除去し、新たな細胞の生成を促す機能をもち、その優秀さには開発チームも驚いたほどと言われるのだった。
その開発チームを構成するのは、ステムセル(幹細胞)・エンジニアリング、バイオインフォマティクス等のPhDを持つアンチ・エイジング&ロンジビティ(長寿)・サイエンスの女性ドクター4人。
スキンケア・ブランドを作るよりも 老化全般のメカニズムを把握して、それをリバースする研究を続けて来た結果生まれたのがOS-01 トピカル・サプリメント。
そのため安全でクリーンな原料、化学的データに基づいたフォーミュラ、
ヴィーガン&クルエルティ・フリー(動物実験無し)、変質を防ぐ容器のデザインなど、開発者たちのこだわりが反映させたプロダクトに仕上がっているのだった。
私は2月末からOS-01 トピカル・サプリメントの使用を始めたけれど、実はこの時は以下のスキンケア・ルーティーンが功を奏して 友人にも「肌が絶好調!」とお世辞でも 誉めて貰っていた時。
- Ling NYのデュアルモイスチャー・エマルジョン
- Ling NYのオキシジェン・プラズマ・ポーション・セラム、またはプラチナ・スキンケアのリジェネレート・セルラー・グロース
- 8 ジュエルズ・ディエイジング・クリーム
- 夜のみ、仕上げにプラチナ・スキンケアのレチノール
近年に無いほどスキンケア・ルーティーンを変えたくない時期であったけれど、「アプローチが異なるスキンケア・プロダクトはレイヤーにしても無駄にならない」と考える私は、
OS-01のペプチドはどのプロダクトにも含まれていないことを考慮して、先ずは説明書通り12週間使用してみることを決意したのだった。
ちなみに私はOS-01 トピカル・サプリメントをセラムの後、クリームの前に使用しているけれど、
現時点で最も実感しているのは、Ling NYとレチノールだけの時よりも肌に引き締まり感が出て来たこと。
つい最近久々にディナーをした友達2人に
「小顔矯正とかしているの?」と言われたので、自分だけでなく人にも分かる効果が出ていることを実感したばかりなのだった。
OS-01には つい最近 ボディ用 が登場したばかりで、今後アイクリームも発売予定とのこと。
世の中にはボディ・プロダクトに手を抜く人は少なくないけれど、エイジング・プロセスにおいて極めて重要になってくるのがボディ・スキンの健康。
人間の皮膚はエイジングと共に傷や日焼けを含むダメージ修復のスピードがどんどん遅くなり、それがシワ、シミ、肌のたるみや歪みといった外観の問題になって現れるのボディ・スキンも同様。
また年齢と共に毎年1%の割合で筋力が衰えて行くので、その上に肌の血行が衰えて 皮膚のハリ、弾力、ボリュームが低下すれば骨が十分にプロテクト出来なくなり、
僅かなスクラッチでも簡単に傷付くようになるのが皮膚の表面。
そして早い人は40代から、殆どの人々は50代から皮膚のバリア機能が大きく衰えることから 免疫機能が低下し、知らないうちに全身で起こるようになるのが様々な炎症。
その炎症がエイジングを更にスピードアップさせるのは老化の負の連鎖とも言えるもので、年を重ねれば重ねるほど大切になってくるのが全身の肌の若さと健康。
老化は 一度進んでしまった状態をリバースするより、予防策を講じる方が遥かに簡単かつ有効であるだけに、
ボディ・スキンが老け込んでしまう前に、アンチエイジングの策を講じるべきだと思うのだった。
OS-01 トピカル・サプリメント開発チームは、OS-01のペプチドを使ってスキンケア以外のアンチエイジング・プロダクトの開発も視野に入れているそうで、
目標は年齢とは無関係に若々しく、健康で、快活なライフスタイルを送ること。
結局のところアンチエイジングは 肌や脳などに絞ってではなく、総合的に取り組むべきものだと思うのだった。
執筆者プロフィール 秋山曜子。 東京生まれ。 成蹊大学法学部卒業。丸の内のOL、バイヤー、マーケティング会社勤務を経て、渡米。以来、マンハッタン在住。 FIT在学後、マガジン・エディター、フリーランス・ライター&リサーチャーを務めた後、1996年にパートナーと共に ヴァーチャル・ショッピング・ネットワーク / CUBE New Yorkをスタート。 その後、2000年に独立し、CUBE New York Inc.を設立。以来、同社代表を務める。 Eコマース、ウェブサイト運営と共に、個人と企業に対する カルチャー&イメージ・コンサルテーション、ビジネス・インキュベーションを行う。 |
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