You Don't Need to Work If You Own These Collectible Items?
これを持っていたら大金持ち!?
どんな投資より大きなリターンを生み出す、現代のコレクティブル・アイテム

Published on 8/12/2022



世界的なインフレが進み、一体何に投資をすれば財産が守れるかと人々が頭を悩ませていますが、 物の管理が良く、コレクティブルの価値が何たるかを理解している人が抱えているのが 文字通りの”お宝アイテム”。
昨今ではブロックのLEGOに上手く投資をすると、ゴールドやNASDAQへの投資より高リターンが得られることが ビジネス誌で指摘されるようになりましたが、ここにご紹介する30点は 購入価格を遥かに上回るリターンを生み出す コレクティブル界のお宝アイテム30点。 ちなみに コレクティブルで値が上がるポイントは、ファースト・エディション、リミテッド・エディション、未発売アイテム、 リコール・アイテム、アイテムにまつわる人物のサイン入り等で、それがミント・コンディション すなわち製造段階と同じコンディションで保存されていること。
以下では そんな条件を満たしたアイテムのオリジナル価格と、現在の価格をご紹介しています。



1959年版、オリジナル・バービー人形


バービー・ドールは趣味で集める人が多いアイテムですが、その殆どは時間が経過しても価値がアップしない、もしくは値崩れすることが指摘される中、 1959年に発売されたオリジナル・バービーは、当時の価格が3ドル。箱入りの新品のコンディションであれば、 現在は2万7500ドルで取引されています。箱無しで、コンディションが劣るものは価格が激減しますが、それでもオークションで売ることが可能です。


ニューヨーク・ヤンキーズ・バブルヘッド


近年野球の試合で子供達に無料で配布されることが多いバブルヘッド人形。バブルヘッドも コレクティブルとしての地位を確立しているアイテムで、古ければ古いほど価格がアップするのはアンティーク同様。 写真上は1961〜62年に掛けて1〜2ドルで販売されたと言われるNYヤンキーズのバブル・ヘッドで、 現在お値段は5万9800ドル。


NBA サイン入りルーキー・カード


著名NBAプレーヤーのサイン入りルーキーカードは、持っているだけで億万長者になれるアイテム。 中でも2018年のドラフトでダラス・マーヴェリックスに入団したルカ・ドンチッチのサイン入りルーキー・カード(本体16.99ドル)は 今や200万ドル。 最短で超ハイリターンを生み出したカードになっています。


Nike Air Jordan 1s


今やスニーカーは投資アイテム。スニーカー投資だけで 億万長者になれる時代ですが、その先駆けになったのが 1985年に発売された ナイキのエア・ジョーダン・ファースト・エディション。中でもマイケル・ジョーダンが実際にゲームで履いたサイン入りのモデルは 2020年にサザビーズで56万ドルで落札されており、現在は更に価値がアップしています。


ダイアナ・ビーニー・ベイビー


ビーニー・ベイビーは玩具メーカーTy のヒット商品で、コレクティブル・アイテムの1つ。数多くのカラーや模様のヴァージョンを集める人が多いことで知られますが、 大きなリターンを生み出すアイテムは極めて限られていて、そのうちの1つがダイアナ妃のチャリティ、プリンセス・オブ・ウェールズ・メモリアル・ファンドの寄付を集めるために 生産されたリミテッド・エディション。紫色の何の変哲もないビーニー・ベイビーの胸に白いバラの刺しゅうが入っているだけで、5〜7ドルで売られていたものが、 今や2万2220ドルで取引されています。


「美女と野獣」VHSテープ


「美女と野獣」VHSテープは1990年代に50ドルで発売され、今やそのお値段は1万4500ドル。 これ以外にもディスニーの「アラジン」、「リトル・マーメード」といったアニメのVHSテープは、コンディションさえ良ければ高額で売れることで有名。 ローテクのレトロ・アイテムは意外なコレクティブル・アイテムになっています。


マクドナルド・ムーラン四川ソース


1998年にディスニーがアニメの「ムーラン」を公開した際に マクドナルドが リミテッド・エディションで無料で配布し、大好評を得たのがこのソース。 2017年に実写版製作のニュースが流れた際、インフルエンサーが「このソースのもう一度メニューに加えて欲しい」とマクドナルドに訴える署名運動を起こしたことから、 たった1パックの無料のソースがEベイで1万4,700ドルで落札されるという あり得ない出来事が起こっています。


オリジナル・リーバイス 501


「リーバイスと言えば501ジーンズ」 というほどシグニチャーになっているスタイルですが、1853年に誕生したリーバイスが 501を手掛けたのは1960年代のこと。 そのオリジナル価格は3ドル。そのオリジナルに 今や6万ドルのお値段が付いています。


シュタイフ・テディベア


アンティーク・テディ・ベアの王道と言えばシュタイフ。世界中のオークションで高値で取引されてきたシュタイフのテディ・ベアですが、中でも 高額なのが1905年に製作された写真上のもので、お値段は17万1600ドル。


コカ・コーラ ファクトリー・エラー缶


1892年にアトランタ州ジョージアに誕生したソフトドリンク。メーカーがコカ・コーラ。歴史ある企業なので、 その流通用の木箱や、看板等、コカ・コーラ・コレクターは非常に多いことで知られています。 この缶は、そんなコカ・コーラ・コレクターが喉から手が出るほど欲しがるアイテム。オリジナル価格は1.19ドルですが、 現在25万ドルの価格が付いている理由は 缶製造工場のエラーでロゴが逆に入っているため。 この缶は僅かに流通した後、リコールされているため超希少アイテム。



1933年 Zippo ライター


Zippoのライターが最初に発売されたのは1933年のことで、当時のお値段は74セント。現在でもZippoのライターは10〜14ドルで手に入りますが、 このファースト・エディションには1万8000ドルのお値段が付いています。


ピカチュー・ポケモン・カード


数あるポケモン・カードの中でも “The Holy Grail / 聖杯” とさえ言われるのがこのカード。 現在は約5万5000ドルで取引されており、アメリカでは億円単位のコロナウィルス政府助成金を不当に受け取った男性が その一部で このポケモンカードを購入していたことが報じられています。


ゴールデン・レゴ・ブロック


リタ―ンが大きいコレクティブル・アイテムとしての地位を確立しているレゴ。 写真は約205ドル分の14Kゴールドを用いて作られた LEGOブロックの黄金オーバーサイズ・バージョン。 これはレゴの社員が目覚ましい活躍をした際のトロフィー代わりに製作されたもので、 一般には手に入らないアイテムとあって、現在約2万ドルで取引されています。


「ザ・グレート・ギャッツビー」ファースト・エディション


F.スコット・フィッツジェラルドの「華麗なるギャッツビー」が出版されたのは1920年代、当時のお値段は2ドル。 名作のファースト・エディションには高額が付くものですが、「華麗なるギャッツビー」は、永遠の名作であるのに加えて、 そのアイコニックなカバー・デザインが有名とあって 現在の価格は40万ドル。


パテック・フィリップ グランマスター・チャイム・ウォッチ


パテック・フィリップが、「同社史上最も製作が複雑で難しかったリスト・ウォッチ」として たった7ユニットのみ製作したのがパテック・フィリップ グランマスター・チャイム・ウォッチ。 そのうちの1つはスイスのジュネーブのパテック・フィリップ・ミュージアムに展示されていますが、このモデルの開発のために6つの特許が生まれ、 1ユニットの製作には何と10万時間を要する代物。 このモデルにはそもそも売値が無く、オークションのためにクリエイトされたもので、 現在の取引価格は312万ドルと言われ、まだまだ価値が上がると見込まれるお宝中のお宝です。


インヴァーテッド・ジェニー・スタンプ


1918年に発売されたのが、ジェニーの愛称で知られる カーティスJN-4の飛行機をフィーチャーした2ドル切手。 ところがフィーチャーされたジェニーが前述のコカ・コーラの缶のように逆さまに印刷されていたことから、 僅かに流通した後、回収となり、今では切手マニアの間で160万ドルで取引されています。


ミッキー・マントル・ベースボール・カード


スポーツ・カードで最も歴史があるのがベースボール・カードですが、近年ではNBAのプレーヤー・カードに人気も投資価値も押され気味。 でもそれがヤンキーズの永遠のスター、ミッキー・マントルとなると話は別。これが発売されたのは1952年で当時の価格は1ドル。 でもこの時代はベースボール・カードはタダの紙切れという認識。印刷が上質のカードがミント・コンディションで残っているのは極めてレアとあって、サインは印刷であるものの 2021年に522万ドルでオークションで落札されています。


1971年 ヒドゥン・ミッキー・ピン


現在1万2000ドルで取引されているヒドゥン・ミッキー・ピンは1971年に、ディズニー・ランドのキャスト・メンバーに配布されたもの。 当時はキャストメンバーに年に2回、同様のピンのセットが配布され、メンバー同士の交換が許可されていたとのこと。 その中でもディズニー・コレクターの間で特に価値が出たのがこのピンで、ミッキーの耳が出ているデザインがその人気の要因とのこと。


1963 フェラーリ 250 GTO


1963年には1万8000ドルで買えたフェラーリ 250 GTO。それが2018年には7000万ドルで落札され、 最も高額で落札された自動車の記録を塗り替えています。


アメイジング・ファンタジー #15 コミック・ブック


1962年には僅か5セントだったのが写真上のコミック・ブック。そのうちマーヴェル・コミックスの#15はスパイダーマンをフィーチャーした最初のコミック・ブック。 そのミント・コンディションは現在1100万ドルで取引されています。



プレイボーイ V1 創刊号


1953年に創刊されたプレイボーイの記念すべき Vol.1のカバーにフィーチャーされているのがマリリン・モンロー。 当時の価格は50セント。そのミント・コンディションが現在は64万ドルにまで価値がアップしています。


未発売スーパーマリオ &


レトロ・バージョンのゲーム・アイテムは高値で取引されるコレクティブル・アイテム。 写真上は任天堂のスーパーマリオ・ブラザースのテスト・ローンチ・ヴァージョン。1985年に24.99ドルであったゲームに今や14万ドルの価値が付いています。
枠内写真はソニー&任天堂のプレーステーションで、市場に出なかったプロト・タイプ。200ユニットのみ生産されましたが、ソニーと任天堂のパートナーシップが破綻したのを受けて 残りの199台が全て廃品として処理されたことから、この貴重な1台には 36万ドルの価値がついています。


IKEA 1954 クラム・チェア


アンティーク家具の世界で極めて有名なのが、デンマーク人の建築家 フィリップ・アークタンダーがデザインしたクラム・チェア。 後にデンマークのビルディング・リサーチ・インスティテュートのディレクターになった彼が、1940年代に手掛けたクラム・チェアを 1954年にコラボで製作したのがIKEA。組み立て式の安価な家具で知られるIKEAですが 当時のこの椅子のお値段は50ドルで、 現在のIKEAの椅子よりも高いという印象。現在このクラム・チェアは一脚6万4000ドルの価値が付いています。


アップサイドダウン・ベル・メイソン・ジャー


様々な用途で使えることで人気のメイソン・ジャーも、コレクターが多いアイテム。中でもたった80セントだったボトルに 現在1000ドルの価値が付いているのが、 写真上のアップサイドダウン・ベル・メイソン・ジャー。これも前述のコーラの缶やジニー・スタンプ同様、ボトルにベル・メイソンのロゴが逆さにフィーチャーされたことで お値段が大きくアップしています。


ビートルズ「サージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ」レコード


1967年5月にリリースされたビートルズの同アルバムは当時8ドル程度。その1カ月後にメンバー4人全員がそのうちの数枚に直筆のサインをしたとのことでしたが、 そのうちの1枚が近年オークションに出品され、29万500ドルという とても塩化ビニールとは思えない金額で落札されています。 ちなみにこれはレコードの最高額となっています。


アップル 1 コンピューター


モダン・ノスタルジックのコレクティブルとして人気なのがアップル社製品。中でもスティーブ・ウォツニアッキがクリエイトしたアップル 1 コンピューターは当時の販売価格も2995ドルと決して安くはありませんが、 現在のお値段は20万ドル。オリジナルのマニュアル付きのお値段です。


ハリー・ポッター ファースト・エディション & ファースト・エディション・セット


1997年にリリースされ1億2000万部を売り上げたのが『ハリー・ポッターと賢者の石』。そのファースト・エディションは当時19.99ドル。現在はミント・コンディションが4万5000ドルというお値段。 枠内のファースト・ボックス・セットは、オリジナル価格が40ドル、現在は5万6000ドル前後で取引されています。 またプリント・エラーがある『ハリー・ポッターと賢者の石』は2018年にオークションで6万ドルで落札されています。


スターウォーズ・メモラビリア


スターウォーズもコレクターが多いアイテムですが、価格がアップしているのはもっぱら1978年から1985年、エピソード4〜6が公開された時代のもの。 それ以降のものにはさほどヴァリューが無いことで知られています。 写真の人形は1978年の映画公開直後から3億ユニットが、2〜5ドルで販売されましたが、現在 新品箱入りの価格は20〜50万ドル。 枠内のダースベーダーの人形は1978年の売出価格は4.99ドル、現在の価格はその9000倍に当たる4万5000ドルになっています。


アイポッド・クラシック


2001年10月23日に発表され、同年11月10日に「1000曲がポケットの中に入る」というフレコミで発売されたのが オリジナルのアイポッド。 当時の価格は399ドル。その箱入り未開封のミント・コンディションは現在2万ドルで取引されています。


オリジナル・タマゴッチ


アメリカでも1990年代後半にブームを巻き起こしたタマゴッチ。そのオリジナルが日本のバンダイからリリースされたのは1996年のことですが、 近年、Eベイで2000ドルの価格がついたことが明らかになっています。


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