奇抜で斬新なアイデアを駆使!ソーシャル・メディアで
バズを生んだ ビジュアル インパクト広告
Published on 11/24/2022
広告業界では、何年も前からTVCMや印刷物の広告よりもソーシャル・メディアでヴァイラルになる方が、遥かに安価かつ効果的な宣伝効果が見込めるということ。
そうなるのはソーシャル・メディアでバズを生み出すとそれが素早く、しかも広く拡散するためで、
広告業界がそれを悟ってからというもの、徐々に増えて来たのが 屋外の大掛かりでユニークで、かつ人目を引きつけるインパクトのある広告。
それを面白く思った人々が写真撮影して、インスタグラムやツイッターのようなSNSにポストするというのはごく自然な成り行き。
でもバズを生み出すには 視覚的インパクトはもちろん、ユーモア、アイデア、他社がやらないユニークなコンセプトを実現しなければならないとあって、
そのハードルがどんどん高くなっているのが現在。
ここではその中でもユニークさで話題になったもの、近年ソーシャル・メディアでヴァイラルになったものを集めてご紹介しています。
ちなみに写真上はタイムズ・スクエアのマリオット・マーキーズ・ホテルの壁面に登場した巨大なビルボード。
計算された2つのアングルからの写真を建物の二面にフィーチャーすることにより、立体広告のようなダイナミックなインパクトをもたらしています。
写真上は、クープス・ペイントというペンキの広告。ここまで大規模に車まで塗りつぶしながら、こぼれたペンキを演出。
お隣の保険会社ネーションワイドの広告とタイアップしているところもお見事で、カラー・インパクトも抜群。
写真上は保険会社、オールステーツのの広告。パーキング・ビルから落ちそうな車は 危機感を伴う視覚的インパクトがありますが、
その下にアメリカ人なら誰もが知る保険会社名をフィーチャーして、ユーモラスもホッとさせる効果を高めています。
写真上は、それ以前まで 普通のハイウェイ沿いの大型看板だったものを、配送会社DHLが
同社の配達ボックスに見立てた3Dにした途端に ソーシャル・メディアでバズを生んだ例。
写真上はオーストラリアのレストラン・チェーン、オールドタイマーの巨大広告。トンネルの入口と写真の顔の口のラインを合わせて設置することで、ドライバーや同乗者には忘れられない
インパクトを与えています。
写真上はコカ・コーラの巨大壁面広告。工事に長く掛かるクレーン車の存在を計算した、賢く、ユーモラスな広告。
本来なら景観を損なうクレーン車の存在が気にならない利点も生み出しています。
写真上は、ムンバイ・シネマが 2004年に公開され、NYが嵐で水面下に沈んだ映画「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」を
再度プロモートするために設置した広告。
写真上の三連作は全てIBMの広告。広告でありながら、ベンチや屋根、スロープの役割を果たして、地元コミュニティに役立ちながら、
スマート・シティのためのスマート・アイデアをプロモート。
写真上は強い歯のための歯磨き粉、フォーにゅらの広告で、広告を支える鉄柱ごと 広告板を食いちぎれる威力を強調。
写真上はレゴの巨大広告。後ろの青空とピッタリマッチした雲と空が描かれていますが、雨の日に眺めても気分が楽しくなる
エンターテイメント性が評判だった広告。
写真上は
韓国の広告ですが、腕から下がったブランコで子供が遊べる配慮が、権力パワーを平和的かつ、ほのぼのとアピールしています。
写真上は、カミソリのジレットの広告。いかにもカミソリで芝刈りまでしたかのような演出と、あえてブランド名を大きく出さないところが
逆に関心をそそっています。
写真上はタイレノールの広告ですが、頭痛持ちの人には ズキズキした強烈な痛みの実感が沸く演出。
ユーモアと共鳴を同時にアピールしながら、「Get back to normal」というキャッチフレーズで、頭痛への効果を強調しています。
写真上は マフィン・ティンの広告ですが、3Dの広告から 落ちたと思しきマフィンが車を押し潰すまでの演出がソーシャル・メディアで
バズを生みだす要因になっています。
写真上はマクドナルドの広告。広告板の斜め上に装着されているフォークが 午前中の日光の角度に応じて
看板に時計の針のような影を落としながら、6時はコーヒー、7時はブレックファスト・マフィン、8時はシナモン・バンズ、9時はエッグ・マフィンというように
その時間に適したメニューを提案しています。
写真上は同じくマクドナルドのストリート3D 広告。この頃はスターバックスから、コーヒー客を獲得するために様々なプロモーションを行っていた時代で、
電柱のデザインを上手く利用して、コーヒーを注ぐポットとカップに見立てて 無料のコーヒー・キャンペーンをアピール。
嫌でも視野に飛び込んでくる効果になっています。
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