ネット上で大評判、韓国人女性アーティストがクリエイトする、
食べて美味しい、センス&アイデアに溢れる キュートなフード・アート
Published on 6/27/2024
日本の”キャラ弁”は時折、諸外国のメディアでも取り上げられることがありますが、ここにご紹介する韓国人女性アーテイスト、ミン・キュンジンは、
キャラ弁同様のキュートさで、食べて味わうことを考慮してクリエイトされた3Dフード・アートで知られる存在。
ネット上で注目を浴びて以来、その作品や作風が知られるようになった彼女ですが、
インスピレーションを得ているのは、様々な動物のビジュアル・イメージ。
そしてそのイメージを具現化する食材や調理法を頭に描いて、ひらめいたところでトライしていくというのがプロセス。
失敗する時があっても、別の方法や食材でトライするだけ、とドライに割り切って続けて来たのが彼女の活動とのこと。
ここではそんなミン・キュンジンの代表作や人気の作品をご紹介しています。
ミン・キュンジンの比較的初期の作品に多いのが犬を描いたもの。
日本のそうめんのような麺類、キャベツだけで、見事に犬の雰囲気を演出しています。
昨今は、マリーン・ライフに興味があるというミン・キュンジン。上はそれを反映するかのような作品ですが、そのまま出された場合、
「食べるのは勿体ない」と思っても、食べる気にさせてくれるプレゼンテーションがされています。
写真上左側は、時計というには犬の数が足りませんが、それぞれの犬種の特徴をきちんと掴んだ、立派なライス・オブジェ。右側のパンダも、マスコットのように3Dで仕上がっています。
写真上左は、大福でクリエイトした犬の顔。右側は、フライド・ダンプリングで柴犬を演出。
左はメロンでクリエイトしたベイビー・ペンギン。右側の鶏と卵は激辛ラーメンのスープがバックグラウンド。
写真上左はソーセージ2本とパスタ、そして海苔の切り抜きで、シャネルのビキニを着用したブロンドのツイン・ガールが描かれた例。 右側は小葱でクリエイトしたカマキリ。
写真上左はレッド・オニオンで描いた魚たちのシンクロナイズド・スイミング。簡単そうでいて手が掛かるクリエーション。右側は南極のベイビー・ペンギンの群れで、
1匹1匹サイズを替えながらの製作。
写真上左は 竹に見立てたアスパラガスの上のパンダ、そして右側はアボカドとウナギを巻いてアボカドをトッピングにしたドラゴン・ロールをドラゴン・シェイプに仕立て上げたもの。
写真上左はカリフラワーとブロッコリーのプードルで、シェイプの見せ方が絶妙。右側は薄焼き卵の布団を掛けたクマたちで、食べるのは不可能なキュートさ。
写真上左はミン・キュンジンの作品としては珍しく、女性を描いたもの。人参とレタスで作られたパラソルがカラー・アクセント。BR
右側は、スイカをくり抜いて、スムージーの容器にしているものの、しっかり実の身の部分をキャラ用に残して、皮で作ったベストとパンツを履かせたもので、
好き嫌いは別として、最も難易度の高い作品の1つになっています。
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