Dos, Don'ts & Don't Over Dos
For Your Immune System


体内ウィルス・ブロッカー、免疫システムを高めるために
やるべきこと、やめるべきこと、やり過ぎるべきでない事

Published on 2/28/2020


アメリカでは今年のインフルエンザ・シーズンに1992年以来初めてインフルエンザB型ウィルスの流行が見られましたが、 それ以降に生まれたジェネレーションがB型ウィルスに対する免疫力を持たないことから例年より多い死者、 それも幼い子供からティーンエイジャーまで、若い世代の死者が多かったことが伝えられています。
そもそもインフルエンザの予防接種は 流行しそうなタイプを予測して作られたワクチンで行われるため 全てのインフルエンザに対応するものでは無いのは例年指摘されること。 今年に関しては予期せぬB型の流行であったことから、予防接種の効果が50%程度しかなかったことが伝えられています。

そんな状況を受けてコロナウィルス感染が広まる前からアメリカの様々な医療専門家が指摘していたのが、 人間にとって最も大切なウィルス・ブロッカーである免疫システムを高める必要性。 インフルエンザでもコロナウィルスでも、 ウィルスのパワーを上回る免疫力さえ身につけていれば、たとえ保菌者になっても発病しないうちウィルスが効力を失うのは言うまでもないこと。 逆に治療を受けて回復しかけても 免疫力が衰えるようなことをすれば、ウィルスが再び巻き返しを始める訳で、 インフルエンザが長引くケースはまさにそれ。
コロナウィルスも潜伏期間が2週間と言われるものの、それが過ぎてから発病するケースが何件も見られることから、 免疫システムを向上させて常に抗菌力を高めておくことが、マスクやアイグラスで感染を防ぐことと同様に極めて大切と言われています。




上のビジュアルは、一般に言われる免疫システムを高めるためのポイント。
1の野菜や果物を食べるという点については ヴィタミンを豊富に摂取するためで、ヴィタミンA、B、Cのコンビネーションは、 優れた免疫システムを構築に役立つナチュラルな抗生物質。 中でもヴィタミンCを豊富に摂取すると感染症を抑え、抗酸化物質のエルゴチオネインがフリー・ラディカルから細胞を保護するので、美容にも良いのは周知の事実。 意外にもマッシュルームがヴィタミンA、B、C、Dを豊富に含む上にカルシウム、鉄分、ポタシウム、コッパー、セレニウムも同時に含む理想的な免疫力アップの野菜。 それ以外はニンニク、アーモンド、生姜、ターメリック、ベリー系のフルーツ、サツマイモ、ホウレンソウ、ケールなどが免疫力を高める野菜。
しかしながら、野菜を食べている割には便秘がちという人は繊維質を取り過ぎて逆に免疫力を損なっているケース。 体調不良でヴィーガン&ロウフードを止める多くの人々が同様の状況と言われますが、身体が冷えて、エネルギー不足、消化力の低下、顔色が悪いというのが 繊維質過多の症状。人間が食べた物から得るエネルギーの70%を費やしているのが消化、吸収、組成、再生という身体を維持するための無意識のうちに 行っている行為。繊維質が多すぎると、それらにエネルギーの大半を奪われるので、免疫力までエネルギーが回らないのは用意に理解できるところ。
同様に消化と吸収にエネルギーと時間が掛かる加工品も、免疫力を損なう食べ物。 インスタント食品やファストフードを主食にする人に「身体の中から健康」という人が居ないことからも分かる通り、免疫力が問われる状況で 真っ先に身体が白旗を揚げるのがこうした人々。
お酒については、例えば傷みかけた生ガキを知らずに食べてしまった場合、ワインと一緒に味わった人は無事でも、 ダイエット・コークで味わった人は下痢や食中毒の症状が出るのはありがちなこと。これはアルコールがバクテリアを退治する反面、 悪玉バクテリアにとって人工甘味料を含む砂糖が恰好の餌になるため。
でしが中毒からは救ってくれるかもしれないアルコールも腸内では善玉、悪玉を問わずバクテリアを殺してしまうので免疫力の衰えを招くもの。 免疫力は腸内のコンディションと極めて深く関わっているので、アルコールだけでなく、抗生物質を用いて飼育された牛の肉や牛乳、 アンチ・バクテリアを謳ったハンド・サニタイザーなども、腸内のバクテリア数を減らし消化不良や免疫力低下を招く原因になります。




免疫システムを高めるためにお酒は「控える」程度の警告でも、たばこは「止める」と厳しく警告されていることからも分かる通り、 喫煙は免疫システムを弱めるポイント。 特にコロナウィルスのように呼吸器系にダメージをもたらすウィルスの場合、喫煙は状況によっては生死のポイントを分けるとも言われるもの。
コロナウィルスもインフルエンザも、心臓病、呼吸器系疾患がある人が年齢に関わらず リスクが大きいと指摘されますが、心臓と呼吸器系を同時にヘルシーに保つ役割を担うのがエクササイズ、特に有酸素運動。 ですがこれもエネルギーを消耗し過ぎるオーバー・エクササイズは逆に免疫システムを弱める原因。 免疫システム向上のためには毎日30分程度の適度な運動が最も有効と言われるもの。 また写真上右のドルフィン・ポーズのように身体のコア(中核)を鍛えるトレーニングをすると、人間の生命の源と言われるミトコンドリアを 増やすのに役立ち、それが間接的に免疫力のアップに繋がります。

免疫力を高めるために食事と共に最も大切と言われる睡眠については、8時間など 時間数よりも REM睡眠を確実に得て、その眠りのクォリティを高めることが免疫力アップには不可欠。 睡眠もオーバー・スリープになると逆にタイプ2糖尿病、心臓病、うつ病、頭痛の原因になりうることがジョンズ・ホプキンズ大学の医療チームによって明らかになっています。 したがって9時間、10時間といった睡眠は、よほど疲れている時以外は逆効果。 また週末の寝貯めも 免疫力にはマイナス。 免疫システムを高めるためには同じ時間に起きて、眠るといった規則正しい生活がマスト。
基本的にオーバー・イーティング、オーバー・エクササイズ、オーバー・スリープなど、 どんな行為で過剰なレベルに達すれば、たとえそれが本来身体に良いことでも 免疫力が低下する原因を招きます。




免疫システムを高めるために意外に軽視されているのが陽に当たるという行為。 生命があるものは日光によってポジティブなエネルギーが高まるのは植物、動物、人間を問わずに言えること。
逆に頼るべきではないのが 前述のハンド・サニタイザーで、 アメリカでは1月中旬に 病院で最も使用されているブランド、ピュレル(写真上)が「ウィルス感染を防ぐ役割を宣伝文句から除去するように」と 食品医薬品局から指導を受けたほど。 それよりも石鹸と水で最低20秒手を洗う方が、「腸内バクテリアに悪影響を与えることなく、しっかりウィルス対策が出来る」というのはありとあらゆる感染症の医師が 証言すること。
また免疫システムの向上と共に、呼吸器系の問題対策で非常に大切なのが室内の掃除。 職場、自宅を埃が少ない清潔な環境にするのは 人体に有害な化学物質が空気中に非常に多い現代社会においてはマスト。 北京オリンピックの際に、通常の北京の大気のコンディションでマラソンを走った場合、ランナーが肺に多大なダメージを受けることが指摘されていましたが、 毎日空気が悪い環境に暮らすこと、大気のコンディションが悪い場所で有酸素運動をするのは 日常生活の中で肺を酷使することを意味するもの。
化粧品や食べ物を通じて肌や口から入る化学物質同様、空気と一緒に吸い込む埃や化学物質は、免疫システムを確実に衰えさせる大きな要因。 したがってスキンケアや食事は極力オーガニック、掃除も化学物質が少ないクリーナーを使うこととは、 身体にも環境にも大きな利点をもたらします。

身体のケアと同時に免疫システムのために大切なのが精神のケア。
アレルギー反応がイライラでさらに酷くなったり、ストレスで心臓発作が起こることからも分かる通り、 精神の健康はそのまま身体の健康。
そのためにはリラックスすることが大切ですが、リラックスとは何もしないよりも、むしろ楽しい事や感動することなど、 心に良い変化やインパクトをもたらすこと。 したがって休みの日に自宅でダラダラ過ごしてもさほどリラックスにはならない一方で、 何かに夢中に取り組んだり、感動するような出来事に直面する方が、心が豊になる一方でその心のパワーが 免疫力のブースターとなって抗菌作用が高まります。
したがって 体調がすぐれない時はソーシャル・メディアを控えめにするのが賢明と言えそうです。


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