Taylor Swift’s Workout Routine to Prep for Her Eras Tour
rb Routine?And His Identity

テイラー・スウィフトがエラス・ツアー準備のために行った
エクササイズと健康管理、そのプロアスリート並みのプログラムとは?

Published on 6/20/2024


2023年にアメリカでオリンピック誘致を超える経済効果をもたらしたテイラー・スウィフトのエラス・ツアーは、現在ヨーロッパを巡って、 新しい楽曲リスト、新しいコスチュームが話題になっていますが、 観客もショー・ビジネス界も感服しているのが、テイラーが ハードなスケジュールでツアー各地を移動しながら、3時間を超えるパフォーマンスを連日行うスタミナ。
ミュージシャンがワールド・ツアーに先駆けて、体力的なトレーニングをするのは今では珍しいことではないものの、 テイラーの場合、彼女をビリオネアにしたエラス・ツアーのために、念入りな準備と、厳しいエクササイズ、 食事や睡眠を含むしっかりした健康管理がされていたのは容易に想像がつくところ。
現在34歳にして、生涯でベストの体調を誇るテイラーですが、彼女のパーソナル・トレーナーであり、NYとLAでドッグ・パウンド・ジムを経営するカーク・マイヤーは、 「テイラーはエラス・ツアーの準備に際して、プロ・アスリートのような厳しいトレーニングで肉体を鍛え直した」とコメント。 彼女のワークアウト・ルーティーンのブループリントを公開しながらも、 「もし軽い気持ちで同じプログラムをこなそうとしたら、途中で倒れるか、吐いてしまうほどハード」と語っており、 同じトレーニングを 「フィットネスの専門家のアドバイス無しに、自己流でトライしないでほしい」と警告。
ここでは、テイラー・スウィフトがエラス・ツアーのために行ったエクササイズ、食生活をなどを、 あくまでご参考と知識のためにご紹介していきます。



スタミナを増すための有酸素運動


テイラーのトレーナーのカーク・マイヤー(写真上中央)は、ヒュー・ジャックマン、トム・ホーランド、モデルのアドリアナ・リマやカイア・ガーバー、カーリー・クロス等、ファッション&エンターテイメント界のクライアントが多く、 テイラーとは知人の紹介で知り合ったというものの、彼自身がテイラーの音楽のファン。 そのためワークアウトのBGMにあえてテイラーの楽曲を掛けることも多かったとのこと。
エラス・ツアーのために半年以上を掛けて準備をしたというテイラーのエクササイズ・プログラムは週5〜6日、1〜2時間の筋力トレーニングと有酸素運動、そしてストレッチやボディ・コンディショニングを行うというもの。 特にツアー中、毎回3時間以上のハードなパフォーマンスを連日こなす決め手となるのはスタミナ。そのために行うトレーニングと言えば、やはり有酸素運動。
テイラーがステージで披露するダンスの練習に加えて行っていた有酸素運動は、トレッドミルでのランニング。それも ただ走るだけでなく、 ツアーの楽曲リストを全てを大声で歌いながらのランニング。テンポが速い曲では それに合わせて速く走り、スローな曲では、軽いジョギング、もしくは早歩きをして、 時にトレッドミルを上り坂にして運動量を増やすこともあったという。 このトレーニング法が公開された途端、TikTokを始めとするソーシャル・メディア上でヴァイラルになったのが「エラス・ツアー・トレッドミル・チャレンジ」。 中には 本当にテイラーのコンサートにフィーチャーされる44曲を歌いながら、3時間15分を走り続けたスウィフティーズも居たようで、 やってみなくても容易に想像できるのが、それが如何にハードであるか。
幸い多くのファンがトライしたのは それより遥かに短い20分バージョン。それでも歌いながらのランニングは「相当にハードだ」という証言が続出。 カーク・マイヤー曰く、ランニングも 筋力トレーニングも、ワークアウトの際には呼吸に注視し、しっかり酸素を取り込むことが大切。 それによって体幹の強さも養われるとアドバイスしており、テイラーは謳っているだけでなく、呼吸もしっかりコントロールしていることが伝えられるのだった。



キャリアアップのメンタリティ


テイラーは、ツアーがスタートしてからも週に2回はトレーニングを続けており、その目的は身体のメンテナンス。 ツアー中は、コンサート・パフォーマンスが有酸素運動代わりになっているので、もっぱらストレッチやバランス&体幹トレーニングを行って安定性、可動性を 保つ努力が続けられるという。
ツアー中で身体が疲れていても、定期的なワークアウトを欠かさないテイラーの姿勢は、完璧主義のプロ・アスリートに通じるものだそうで、 「体力面だけでなくても、精神面でもテイラーは極めてタフである」とカーク・マイヤーは証言。 諦めずにタスクに取り組む強さを持つテイラーだけに、 彼はトレーニングの度にその難易度を上げて行ったようで、辛くても忍耐強く取り組み、目標を達成してから、次のステップに進む様子は 彼女が着実にキャリアを上り詰めた様子とダブるものがあったとのこと。
テイラーは、ジムでのワークアウトだけでなく、近年トレンディングなピックルボールもエクササイズに取り入れていて、 反射神経やボディ・コーディネーションを楽しみながら行っていたという。 そのテイラーは、エラス・ツアーのコスチュームでファッション・トレンドに大きな影響をもたらし、アトリエ・ヴェルサーチ、オスカー・デ・ラ・レンタ、シューズはクリスチャン・ルブタン等、有名デザイナー・ブランドの作品を 華やかに着こなしているけれど、ワークアウトの際にもスタイルを重視。 ウェアで気分を上げてから、ワークアウトに取り組んでいたようで、テイラーが着用してスナップされたものは、いずれもヒット商品になっていたのだった。




ダイエット、メンタル&エモーショナル・ヘルスとライフスタイル


テイラーが食事にも気を遣っているのは言うまでもないこと。
身長180cm、体重58キロのテイラーは、かつて一時的にウェイトを増やした時期があり、その頃を前後して陥ったのが摂食障害。このことは彼女のドキュメンタリー「ミス・アメリカーナ」でも赤裸々に語っていたこと。
その際にテイラーが学んだのは、「ダイエットはやり過ぎると危険」ということで、減量のために自分を負いこむよりも、身体についた体脂肪を嫌ったり、憎んだりすることなく、 「増えた脂肪が身体のラインをカーヴィーにセクシーにしてくれる」、「髪のツヤが増す」、「エネルギーが増す」とポジティブに捉えるように努力をしてきたとのこと。 それもあってダイエットは「先ず自分の身体を受け入れることから始まる」というのが彼女の考え。
生まれつき、スリムなボディだったテイラーが ヘルシーなダイエットの重要性に目覚めたのは、2010年前後だっただそうで、テキサス出身、その後カントリー・ミュージックのメッカ、テネシー州ナッシュビルでデビューした テイラーが本来好むのは南部の家庭料理。逆に努力しても好きになれないと語っていたのがお寿司。
日頃の食生活は、朝昼がヨーグルト、エッグ、サラダ、サンドウィッチというアメリカ人の典型的なヘルシー・メニュー。ディナーで好むのはチキン・テンダーなどの鶏肉料理で、 テイラー本人は料理好き。甘党な彼女は、自分でパンプキン・ブレッドやジンジャー・クッキーを焼いてスタッフに配ったエピソードは有名。自分に沢山のルールを科すのを嫌う彼女は、 カロリー計算をしたり、「デザートはこれだけ」というような取り決めはせず、 心掛けているのは野菜や果物をしっかり取り入れた バランスが取れた食事を理性的に摂取すること、食べ過ぎないことだという。
またテイラーはパフォーマンスを向上させ、リカバリーを早め、眠りのクォリティを上げるためにも、アルコールは一切飲まないポリシー。 代わりに頻繁に補給しているのが水分で、ミッドサイズのペットボトルを1日に10本は飲んでしまうという大量摂取。時にスキム・ミルクを使ったカフェラテを好んで飲むことはあっても 砂糖は使わない主義なのだった。

ツアーの合間も友人達とのナイトアウトやランチ、ボーイフレンドでNFLプレーヤーのトラヴィス・ケルシーとのデートなど、社交イベントもこなして、 精神的なガス抜きも忘れないテイラー。彼女はルーティーン・アニマルのようで、滞在ホテルが変わる度にしっかり荷開きをして、何処に滞在してもホテルの部屋の雰囲気が同じになるようにしているとのこと。
そしてテイラーにとって、やはり睡眠は極めて大切なポイント。 身体を休める目的だけでなく、ストレスを抑え、新陳代謝を促すためにも睡眠は不可欠で、ツアー中は ヒールを履いて踊って、走って、歌い続けているので、コンサートが終わると声が出ないこともしばしば。 そのためベッドに入った途端に眠りについてしまうほど身体が睡眠を欲しているのという。

これだけ身体と精神を鍛えて臨んでいるとは言え、やはりエラス・ツアーはテイラーにとって肉体的、体力的にかなりの負担になるようで、 1年以上続いているツアーのリカバリーには、3カ月から6ヵ月の休養を要することが見込まれるのだった。


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