Jaclyn Smith's Secret of
Her Youthful Appearance

79歳にして年齢に見合わぬ若さを保つ
元祖チャーリーズ・エンジェル、ジャクリーン・スミスのライフスタイル

Published on 10/31/2024


ジャクリーン・スミスは1945年10月26日、テキサス州ヒューストンで生まれた、今年79歳。 あと1年で80歳とは思えない容姿を保っている彼女が、アメリカはもとより、世界各国で知られるきっかけとなったのが1970年代の大ヒットTVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」。
3人のエンジェルの1人で、ブルネットで知的なケリー・ギャレットは、ジャクリーンの当たり役であり、彼女と言えば「チャーリーズ・エンジェルのケリー」と言われるほど、 そのイメージが過去半世紀に渡って定着。そうなる理由の1つは彼女の容姿が、年齢を重ねてからも「チャーリーズ・エンジェル」時代とさほど変わらないため。その背景には お酒を一切飲まず、ハリウッド俳優が身を持ち崩す麻薬にも一切関わらず、エクササイズをして、健康的な食生活、スキンケアやヘアケアを怠らない きちんとした自己管理を続けてきた歴史がありますが、3回の離婚と4回の結婚、乳がんとの闘病生活など、セレブリティだからこそ 一般人よりも注目を浴びて辛い経験も乗り越えて来たのも彼女。
その変わらぬ美しさ、体型、知名度、スキャンダルとは無縁のクリーンなイメージ、女性が憧れるゴージャスなヘアのお陰で、 ジャクリーンが大きな財産を築いたのは女優業としてよりも、彼女の名前を付けたアパレル、香水、スキンケア、インテリア等、さまざまなプロダクトの売り上げやライセンス料。
ここでは年齢を重ねれば、重ねるほどその若さの維持が讃えられるジャクリーン・スミスの 食生活、エクササイズを含むライフスタイル全般をレポートしていきます。





ダイエティシャンでもあるメイ・マスクの食生活


ジャクリーン・スミスは幼少期を農場で過ごしていることから、ホルモンや保存料を一切含まない新鮮な食品を食べて育ったことに感謝をしており、 今も当時と同じような食生活を続けるのが彼女のモットー。 そんな彼女が毎朝欠かさずに飲んでいるのがグリーン・スムージーで、作り置きはせずに毎朝フレッシュな野菜で作ったものを飲むのが日課だという。
多くのエイジング・セレブリティと同様、彼女も野菜や果物が食事の中心で、それらは全てオーガニックで季節を反映したフレッシュなもの。 サラダが好きで、ありとあらゆる種類のレタスでサラダを作っているという彼女は、ピックルスやオクラをスナック代わりにすることもある野菜好き。 あまり魚を食べない彼女のたんぱく源はオーガニックの牛肉、鶏肉で、脂肪分の少ないものを選び、牛肉はグラスフェッド(草食)にこだわっているそう。
健康体には健康な食欲が宿ると信じる彼女は、沢山ルールを設けたり、厳しいダイエットを強いるのには反対の立場で、 食べる事は人生の楽しみという考え。唯一気を付けるのはデザート等の、甘い物。 年齢を重ねてからは、甘い物を食べ過ぎると腹部に脂肪が付くことを自覚しているという。
テキサス出身とあって、フライド・チキンに代表されるアメリカ南部の高脂肪、高塩分の食事に実は目が無い彼女。 そのため週に1日ではなく、1回だけ、フライド・フードやは、シカゴ・スタイルのディープ・ディッシュ・ピザ、ハンバーガーを食べるのを楽しみにしているとのこと。 ちなみにシカゴ・スタイルのディープ・ディッシュ・ピザは、フワフワのドウがパンのように分厚く、それに油がしっかり浸み込んだ具沢山のピザ。通常のピザよりも2〜3倍のカロリーと塩分があると言われるもの。
しかし料理を好む彼女は、ピザハットやマクドナルドといったファストフードでチート・デイの食事を調達するのではなく、 野菜や脂肪分の少ないタンパク質を材料にしたヘルシー・バージョンを自らクリエイトして楽しんでいるとのこと。 スムージーや、ヘルシー・ピザはソーシャル・メディアでレシピを公開して高評価を得ており、 特にスムージーは、リース・ウィザースプーンも真似して作る様子をソーシャル・メディアにアップしていました。



エクササイズ&ビューティー・ルーティーン


幼い頃からダンスをしていたジャクリーンは、「チャーリーズ・エンジェル」のエピソードの中でも、モダン・ダンスを披露していたほどで、過去にはエクササイズ・ビデオを発売したほど運動好き。 とは言っても「ワークアウトの奴隷にはなりたくない」と考える彼女は、特に2人の子供を育てている最中にはエクササイズよりも育児を優先。 子供を抱っこしたり、子供を追い掛けて走ったりすることをエクササイズと考えて、とにかく子供達と一緒に時間を過ごすことを楽しんだと語っています。
現在の彼女はパーソナル・トレーナーをつけて、ウェイト・トレーニング、ピラテス、ストレッチ、コア(体幹)・トレーニングを組み合わせたプログラムを行っているとのこと。 中でも年齢を重ねた彼女の身体にはコア・トレーニングが大切とのことで、好んで行っているのがプランク。 これは腕立て伏せのポーズをしたまま身体を支えることで、腕と腰、背中を強くしてくれるので、多くの女性が年齢と共に感じる身体の衰えを防ぐことが出来ているとのこと。 ジャクリーンはプランクの状態で片腕を前に伸ばしたり、片方ずつ脚を上げる動きを加えて、プランクを全身運動にしており、全く身体を動かさない日もプランクだけは続けているとのこと。
更にダンサーだったこともあり、ストレッチは彼女にとってエクササイズというよりも歯を磨くような日常のアクティビティで、 夫と庭でストレッチをする姿をソーシャル・メディアでも公開。 それ以外は自然の中を散歩し、移動には自転車を使ってサイクリングをすることもあり、身体を動かすことが脳にも身体にも良いと語っています。

「チャーリーズ・エンジェル」というと、共演者のファラー・フォーセットがそのブロンドのボリュームある髪型で一躍セックス・シンボルになりましたが、 ジャクリーンも一時自分のシャンプー・ラインが売り出されていたほど髪の毛に定評がある存在。 年齢を重ねてからは、彼女のヘア・エクステンションのブランドも登場していて、彼女のレイヤーカットは、”バタフライ・カット”と呼ばれてトレードマークになっているほど。 そのバタフライ・カットは、年齢を重ねた女性の顔立ちを若々しく見せることから、50歳以上の女性の間では不滅の人気を誇っており、 今でも彼女の写真を持参してヘアサロンに行く女性は少なくないとのこと。 そんな彼女は月に1回のペースで、オリーブ・オイルかココナッツ・オイルを使ったディープ・コンディショニングをしているそうで、これはオイルでヘアと頭皮をマッサージしてから、シャワーキャップを被って、 その上からホットタオルで覆うというもの。約20分で髪の毛が毎回ヘルシーになる上に、自宅で簡単に出来るメリットを語っています。
スキンケアはと言えば、彼女はレチノールの信者で、夜のスキンケアにレチノールを取り入れるのは”アンチエイジングのゴールドスタンダード”という意見。 レチノールによって「シミを取り除き、毛穴を小さくし、コラーゲンを作り、古い皮膚を除去する」ことができるとして50歳以上に薦めているのがレチノールの使用。 それ以外では日焼け止めを欠かさず、クレンジングは穏やかな洗顔剤のみを使用。 顔もボディも、しっかり保湿することが若い肌を保には不可欠。顔にばかり気を取られてボディで手を抜くと後悔するとも語っています。
メークに関しては、仕事ではプロ任せにしており、プライベートではごくシンプルなプロセス。 トレードマークになっているブラッシュ(頬紅)とハイライトで、顔を明るく健康的に見せるのが彼女のスタイルです。





メンタル&エモーショナル・ヘルスとライフスタイル


「Less is More」がモットーというジャクリーンにとって、ファッションとライフスタイルのお手本になっているのが母親の存在。 90歳を過ぎてもファッショナブルで、様々なものをミックスして自分らしく装う感覚を持っていたという母親のセンスは ジャクリーンにとって幼い頃からの憧れで、 Kマートとのタイアップで 長寿の大ヒットとなった彼女のアパレル・ラインのインスピレーションになったのも母親の存在。 そのため年齢を重ねても、美しく装いたいという気持ちが非常に強いのがジャクリーン。
母親だけでなく、家族を大切にするジャクリーンは息子と娘とは成人してからも仲が良く、 20年前の乳がんとの闘病生活の際も彼女を支えてくれたのが子供達を含む家族の存在。 病気に向き合うために、自分と向き合ったと語る彼女は、その時から瞑想や心を落ち着けるルーティーンを行うようになったという。
またがん克服のために放射線治療と乳房切除手術を受け、骨粗鬆症を引き起こす可能性のある薬を服用した経験は、 現在の健康に感謝し、それを維持するライフスタイルの土台になるもの。 この時の経験があるからこそ、病気を避けて、骨を強く保ち、ストレスのない生活をして自分と、自分を支えてくれた家族を守ろうという気持ちが非常に強いことを語っています。
加えて彼女が人生にとって大切と語るのが理解あるパートナーの存在。1968年、23歳でした結婚した最初の夫とは「チャーリーズ・エンジェル」の放映が始まる1年前の1975年に破局。 2番目の夫とは1978年に結婚し、僅か3年で離婚。その直後に結婚した3人目の夫とは8年間婚姻生活を続けたものの1989年に破局を迎え、現在の夫、ブラッド・アレンとは1997年に結婚。 彼はジャクリーン同様に運動が好きな心臓外科医。ジャクリーンの美貌維持に協力し、彼女のスキンケア開発のために、 皮膚の老化や、それを防ぐアンチエイジング成分の分析の手助けをしてくれるなど、プライベートでもキャリアでも 協力体制で支え合っており、結婚から27年が経過した今も仲睦まじい様子が報じられています。


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