世界各国のウェルネス・トリートメントを集めた アップスケールな
アーバン・バスハウス、 ブルックリンにオープンした ”ワールド・スパ”
Published on 12/15/2022
2022年12月8日にブルックリンにオープンしたのが、大規模かつアップスケールなアーバン・バスハウス、”ワールド・スパ”。
総面積4645平方メートル、地上3フロアの規模を誇るワールド・スパは、その名の通り
日本の温泉から、フィンランドのサウナ、モロッコのハマムなど、世界中のウェルネス・トリートメントを集めたバスハウス。
もちろんマッサージ、フェイシャル等のスパ・トリートメントを行う他、
レストラン&カフェ、プライベート・ダイニング・ルーム、カバナ、シアター・ルーム等の施設も備えた
トータル・ウェルネス・センターになっています。
写真上は施設内のプライベート・ルーム、カップル・マッサージ・ルーム、ロッカールーム、そしてレセプション・エリア。
ワールド・スパの入場料は、平日午後4時までは大人1人85ドル、4時以降は100ドル。金、土、日曜日は115ドルとなります。
プライベート・ハマム&バーニャ、及びマッサージやフェイシャルのトリートメントは、追加料金で予約&申し込みが可能です。
写真上は グランド・バーニャ。バーニャとはロシアのサウナのことで、温度は80〜90度。湿度60%なので、
サウナ兼スティーム・バスのような施設。5〜10分のセッションをリピートし、その間に冷たいシャワーで身体を冷やすことにより、
肌と身体のデトックス効果、呼吸器系をクリアにする効果、免疫力改善、筋肉痛や関節の痛みの改善などに効果をもたらします。
写真上、左上は温度が80〜90度、湿度30%のアロマ・サウナ。その名の通りアロマ・セラピー効果があるので、ストレス緩和、睡眠の質向上、
心臓&呼吸器系の癒し、デトックス効果があり、定期的な利用で高血圧対策にもなるとのこと。
右上はペティ・バーニャで、上で紹介したグラン・バーニャより小さくプライベートで利用できる施設。
左下は室内の温度が80〜90度、湿度30%のクレイ&ヘイ・サウナ。メンタル・フォーカスを高め、デトックス効果、ストレス緩和効果、血行促進効果があります。
右下はプライベート・サウナ・ルーム。
写真上はトルコ式のハマム。俗にターキッシュ・バス=トルコ風呂と呼ばれる空間で、
スティームが肌と体内のデトックス効果をもたらし、ストレス解消、血行促進など、様々なメリットをもたらしてくれます。
写真上はモロッカン・ハマムのエリアで、ワールド・スパの数あるバス施設の中でも、最もフォトジェニックなスペース。
ワールド・スパへはスイムウェア持参で出掛け、しっかり水分を補給しながら、複数のバスを楽しみ、
タップリ汗をかいて、心地好い疲労感を感じながら、カフェで軽食を取り、リラックスして帰宅するのが最も一般的な利用法。
そしてグッスリ眠ると翌日には別人のようにリフレッシュした状態になると言われます。
ワールド・スパでは、リラクセーション・マッサージ、セラピューティック・マッサージ、マタニティ・マッサージ、フットマッサージ、ヒマラヤン・ウォーム・ストーン・マッサージなど、
数種類のマッサージを提供していて、お値段はいずれも50分のセッションが155〜185ドル程度。金、土、日曜日は平日料金の20ドル増し。
フェイシャルもほぼ同額になっています。
写真上はヒマラヤン・ソルト・ルーム。この室内にいるだけで、ヒマラヤン・ピンク・ソルトのウェルネス効果が享受できる空間で、
リラクセーション効果も抜群です。
エキゾティックなプライベート・マッサージ・ルーム。ライティングや音響効果がリラクセーションをもたらすようにデザインされています。
写真上左はスノー・ルーム。ここはバーニャやハマムのインターバルに身体を冷やすための空間で、
室温はマイナス10〜0度。
身体を冷やすことにより、筋肉を落ち着かせ、炎症を防ぎ、呼吸器系の健康を高めると同時に
メタボリズムを高め、脂肪を燃焼する効果が高まります。
写真上はインフレアード・サウナ。室内の温度は43.3〜60度で、湿度はゼロ。
通常のサウナよりも温度が低めであることから、25〜45分間に渡って身体の芯から温めることにより
免疫力を高め、炎症を抑え、血行を促進、筋肉の疲れを急速に改善し、眠りのクォリティを改善する効果が望めるもの。
水、もしくはハーブティーでしっかり水分の補給することが奨励されます。
写真上は1階フロアにあるレストラン&カフェ・エリア。上段左はワールド スパ ラウンジで
世界各国の軽食やスナックをサーヴィングするスポット。またトリートメントやバス・セッションの間に
各種のハーブ・ティーやスムージー、カクテル、ワインなどを味わうことが可能です。
写真上段右はセレブリティ・シェフ、ショーン・ハガットのレストラン、”Ren”。落ち着いた雰囲気の中で、グルメ・フードが味わえるスポット。
それ以外にもメンバー・オンリーのバーチ &オーク・クラブも同じフロアに位置しています。
写真上はプライベート・ダイニング・ルームで、ミーティングやパーティーにもレンタル出来るスペース。
もう少しカジュアルな雰囲気を望む場合にはプライベートにレンタル出来るカバナ(ラグジュアリーなテント・ハウス)も用意され、
エンターテイメント&パーティー・スポットとしての機能も果たすようにデザインされています。
ちなみに同様の大型バスハウスは、もっと大衆的な施設がクイーンズに、またマンハッタンからボートで十数分のガヴァナーズ・アイランドにも
アウトドア施設を含めた大型バスハウスがあり、日本の銭湯のエンターテイメント性が世界共通のコンセプトであることを感じさせています。
ワールド・スパのロケーションは、かつてロシアン・バーニャがあったスポットでもあり、ブルックリンに長く住む人々にとっては、
かつての公衆浴場がアップスケールに、そしてお値段が高額になって戻ってきたというイメージになっているようです。
World Spa
1571 McDonald Ave, Brooklyn
Website:https://worldspa.com/
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